UPDATE:2021.11.13
- CATEGORY
失敗しない起業・開業するために
起業前の準備次第でどう転ぶかが決まる!
一般的に起業から3年以内に廃業する方も多いと言われています。独立起業をするのはいたって簡単です。
それを継続させることがやはり難しいのです。
廃業になってしまう原因は「考え方の甘さと準備不足」だと思います。
これまでたくさんの起業・開業される方をサポートしてきましたが、
比較的早い段階で軌道にのっている方に共通して言えることは、
開業前の事前準備をしっかりやっている点です。
それだけ起業前の準備がその後に大きく影響を与えます。
やることに優先順位をつける
起業開業に慣れている人はそう多くはないと思います。だから、初めてのことばかりで戸惑いや、それができない焦りが生まれる事は仕方がありません。
正直、やらなければいけない事は無限にあります。
何年経ってもそれが変わる事はありません。経営者は常に前進あるのみです。
やらなければいけないことの中で、きちんと優先順位をつける事が大事なのです。
お金の使い方を考えよう
起業時は普段使わない額のお金を使う機会が増え、感覚が麻痺してきます。不要なものを揃えてしまったり、不要なものを申し込みをしてしまったり・・
そんな事はよくあります。
その反面、お金がなくなるのが嫌・不安だからと、本来かけるべきところにお金をかけないのもよくありません。
経営者は常に判断を求められます。
お金をかけなくても良いところ
お金をかけなくてはいけないところ
これらの見極めによっては、その後のビジネスが左右されかねません。
例えば、日の売り上げ目標5万円程の小売店の場合、高額なPOSレジを導入したい気持ちもわかります。
大きなチェーン店のようなレジを導入すれば、見た目も華やかです。
しかし、果たして最初から必要でしょうか?
例えば、ロゴマークを知人のイラストを描ける人に無料で作ってもらい、
それを使って、看板やショップバッグ、名刺等あらゆるものに印字して使うとします。
数ヶ月後、ロゴのイメージが当初のコンセプトとずれてきて、やはりプロにお願いしたいと依頼をかける。
そうすると他の印字したものも総入れ替え。お金も時間も使い、本来すべきことが後回しになってしまった・・。
これらは結構あるあるです。
開業前や開業当初のお金の使い方はとっても大切です。
後々のキャッシュフローに困らないような使い方、計画が必要になってきます。
ブランディングに取り組もう
ブランディングという言葉を聞いたことがありますでしょうか?ブランディングはファン作りであり、利用する人、サービスを提供する人にとってステータス(価値)作りをしていく活動です。
ブランディングはものすごく時間がかかりますが、ある程度のブランドになってくると、勝手に選ばれる存在になることができます。
そうすることで、価格競争に巻き込まれず、自社のフィールドでビジネスを行うことができます。
ぜひ起業開業の段階から、ブランディングを意識した戦略を取り入れて欲しいと思います。
ブランディングは一朝一夕にはできません。
起業して数年後からブランディングを行うよりも、早い段階・スタートアップ時から取り入れることをおすすめします。
ブランディングを行うことで、自分の資産の棚卸しをすることができ、弱みや強みが明確になるメリットもあります。
本当にそのフィールドで自分は戦えるのか!?その自信につながるかもしれません。