「自分らしく働ける会社で働きたい!」
転職や就職について考えていると、そんな言葉を目にすることがあります。
たしかに、自分の得意なことや個性を活かして、無理なく働けたら理想的ですよね。
でも、会社で働く以上、自分の好きなことだけをやっていればいいわけではありません。会社から求められる役割があり、ときには「これはあまりやりたくないな」と思う仕事を任されることもあります。
では、会社で「自分らしく働く」って、実際にはどういうことなのでしょうか?
今回のYouTube「社長の頭の中」では、アプリコットデザイン代表の中村さんに、仕事における「自分らしさ」や、会社とのちょうどいい関係について聞いてみました。
「自分らしく働く」って、そもそも何?
動画の中でまず話題になったのが、「そもそも、自分らしく働くってどういう状態なんだろう?」ということ。
「自分らしく働く」と聞くと、自分の好きなことを仕事にしたり、やりたいことを自由にやったりするイメージがあるかもしれません。
でも、中村さんの話を聞いていくと、それだけではないことが見えてきました。
たとえば、「淡々と仕事をこなしていく方が心地いい」という人もいれば、「自分からどんどん提案していきたい」という人もいます。
残業が少なく、仕事以外の時間を大切にできることが重要な人もいるでしょう。
何を楽しいと感じるのかや、どんなときに自分の強みを発揮できるのか、仕事をするうえで何を大切にしたいのかというものは、人によって違います。
だからこそ「自分らしく働ける会社」を探す前に、まずは自分にとっての「自分らしく働く」を知っておくことが大切なのかもしれません。
「好きなことを仕事にする」=「自分らしく働く」ではない
今回、個人的に印象に残ったのが、「好きなことを仕事にする」という話です。
中村さんは以前、好きだった音楽に関わる仕事をした経験があるそうです。
ところが、実際に働いてみると、好きな音楽に関わる仕事だからといって、必ずしも仕事そのものを楽しいと感じられるわけではなかったとのこと。
「好きなこと」と「自分が楽しく働けること」は、似ているようで違うのかもしれません。
好きな分野ではなくても、自分の強みを活かせる仕事が楽しい人もいる。
反対に、大好きなことだからこそ、仕事にはせず趣味として大切にしたい人もいる。
「自分らしく働きたい」と思ったとき、すぐに「じゃあ好きなことを仕事にしよう」と考えるのではなく、「自分は仕事のどんな部分に楽しさや納得感を感じるのか?」と考えてみると、自分に合った働き方が少し見えやすくなりそうです。
やりたくない仕事がある=自分らしく働けていない?
もちろん、どんな会社で働いていても「これはちょっとやりたくないな……」と思う仕事はあると思います。
そこで動画の中で出てきたのが、「捉え方」の話でした。
たとえば、あまりやりたくない仕事でも、「これを経験したら、自分のできることが増えるかもしれない」とか、「この経験が、これからやりたいことにつながるかもしれない」と思えれば、単なる「嫌な仕事」ではなくなります。
すべての仕事を好きになる必要はないけれど、その仕事をすることに自分なりの意味を見つけられるかどうか。
そのためにも、日頃から「自分は何を大切にして働きたいのか」を知っておくことが重要なのだと思います。
「思っていた会社と違った」と感じたときに考えたいこと
自分に合いそうだと思って入社した会社でも、実際に働いてみると「思っていたのと違った」と感じることはあります。
そんなとき、中村さんが大切だと話していたのが、「すぐに辞める・辞めないを決める前に、なぜ合わなかったのかを考えること」でした。
働き方が合わなかったのか?
会社の考え方が合わなかったのか?
それとも、自分が仕事に求めていたものを勘違いしていたのか?
理由を分からないまま環境だけを変えると、次の会社でも同じミスマッチが起きてしまう可能性があります。
一度選んだ会社が自分に合わなかったとしても、それ自体がすべて失敗というわけではありません。
「なぜ合わなかったんだろう?」と振り返ることで、次に会社を選ぶときの基準が少しずつ見えてくるはずです。
会社側にもできることがある
そして今回の話は、働く人だけの問題ではありません。
アプリコットデザインでは、「得意な人に、得意なことをお願いする」という考え方を大切にしています。
何を自然にできるのか。
どんなことが強みなのか。
できるだけそうした部分を活かせる場所で働いてもらうことで、その人の力も発揮しやすくなる。
もちろん、すべての会社が同じ考え方ではありません。
会社が100社あれば、経営者の考え方も、働き方も、100通りあります。
だからこそ大切なのは、「どんな会社が良い会社なのか」ではなく、その会社と自分が合っているかどうかなのだと思います。
採用サイトをつくる側としても考えたいこと
今回の話の最後には、私たちの仕事であるWeb制作にもつながる話が出ました。
会社を選ぶとき、多くの人が企業のホームページや採用サイトを見ます。
そこで会社の良いところだけを切り取って見せれば、応募につながることはあるかもしれません。
でも、入社してから、「サイトで見ていた会社と全然違った」となってしまえば、会社にとっても働く人にとっても良い結果にはなりません。
採用サイトは、単に会社を魅力的に見せるためのものではなく、会社と、その会社に合う人をつなぐためのものでもあります。
その会社が大切にしていることや、実際の働き方をきちんと伝えるのが採用サイトです。
今回「自分らしく働く」というテーマについて話してみて、採用サイトを制作する私たち自身も改めて大切にしたいことだと感じました。
自分にとっての「自分らしく働く」とは?
「自分らしく働く」というと、好きなことだけをしたり、無理に個性を出したりすることを想像してしまうかもしれません。
でも本当は、「自分は何を楽しいと感じるのか」とか、「どんな環境なら力を発揮できるのか」など、
そうしたことを自分自身が理解したうえで、会社や周りの人との関係の中で、その活かし方を見つけていくことなのかもしれません。
「自分らしく働きたい」と思ったとき、まずは、「自分にとって、自分らしく働けている状態ってどんな状態だろう?」と考えてみる。
そこから、自分と会社の「ちょうどいい関係」が見えてくるのではないでしょうか。
今回の動画では、中村さん自身の経験も交えながら、会社で自分らしく働くことや、会社選び、働き方についてさらに詳しく話しています。
ぜひ動画もあわせてご覧ください。
▶ YouTubeはこちら
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