UPDATE:2023.9.7
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リブランディング時の重要なポイント
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リブランディングとはその名の通りブランドを再構築することです。
企業活動を行っていると、リブランディングしなければいけないタイミングというのがやってきます。
業界や市場が変化する中で、以前のブランドイメージが現在の市場に適さなくなってきた。
製品やサービスのラインナップが幅広くなり、既存のブランドイメージではカバーできなくなってきた。
経営者が変わる(事業承継や企業買収)等々。
様々な変化に適応して、市場の中で競争力を向上させる必要がでてきたときに、
「リブランディング」という選択肢が現れます。
そこで本日は、リブランディングをする際の
重要なポイントについてお話をしたいと思います。
ブランドを再構築するとなると、時間やお金など多くのコストを費やすことになります。
ですのでこの記事が、これからリブランディングを検討されている方のお役に立てれば幸いです。
リブランディングとは
冒頭でも少し触れましたが、改めてリブランディングとは何なのかご説明します。リブランディングとは、企業や組織、製品またはサービスのブランドイメージや、
ブランドのアイデンティティを大きく変えるプロセスです。
ブランドのイメージを変えていくため、多くの場合、ロゴの変更やキービジュアルの変更、
コンセプトの再定義、コーポレートカラーの変更、
WEBサイトや広告の変更など多くの要素が含まれることになります。
ただブランドのイメージを大きく変えると言っても、
これまでの企業活動で得てきたものを、全部捨ててゼロから再構築するわけではありません。
これまで培ってきた企業の価値観・文化・資産を棚卸し、
市場の変化や今後の業界の動向などを踏まえながら、
ブランドのあり方を再定義していくのです。
新しいブランドイメージを浸透させていくために
ブランドのあり方を定義したら、そのブランドイメージを市場に浸透させていきます。浸透させていく上で最も重要な手段がインターネット上における発信で、
その代表格となるのは言わずもがな「ホームページ」と「SNS」です。
つまりリブランディングを成功させるためには、
ホームページとSNSの活用が非常に重要になってくるのです。
ブランドイメージの伝わりやすさが大事
主戦場がインターネット上になった時、特に注意しなければいけない点があります。それは「伝わりやすさ」です。
ブランドに接触した際、瞬間的に「なんか良い」と好印象を抱かせ、
興味関心を持ってもらい、よりブランドの世界観に触れてもらう必要があります。
ところがインターネット上には情報が溢れており、僕らは日々たくさんの情報に接触しています。
その中で、自分にとって必要な情報か否かを瞬時に判断する能力が高まっています。
なので勝負はブランドに接触した数秒で決まる可能性が高いのです。
そこで重要なのが「伝わりやすさ」なのです。
伝わりやすさをデザインする
多くの場合、リブランディングを行う際には、鍵を握るクリエイティブをデザイナーに依頼するかと思います。
その時重要なポイントを2つお伝えします。
①ブランディングの知識を持ち合わせたデザイナーに依頼する
ブランディングの知識を持ち合わせたデザイナーは、単に見た目の美しさだけでなく、ビジネスの戦略やマーケティングを考慮したデザインを考えることができます。
またブランディングにおいて重要な一貫性を保つ方法をも知っているのです。
②自社に対する理解度が高いデザイナーに依頼する
情報を伝えやすくするためには、情報を整理し削ぎ落としていく(シンプルにしていく)ことが求められます。削ぎ落とす作業を行う上で重要なのがブランドに対する理解度です。
例えば重力について小学生にでもわかるように説明してと言われた場合、
重力について全てを理解していなければ、分かりやすく説明することは難しいはずです。
それと同じように、企業やブランドについてきちんと理解していなければ、
削ぎ落としてシンプルに伝えることが難しいのです。
現代においてブランドイメージを浸透させていく上では
インターネットの存在が欠かせず、より伝わりやすいクリエイティブが求められます。
リブランディングを成功させるためには、
ブランディングに対する知識があり、自社に対する理解度が高いデザイナーに、
クリエイティブを依頼することが大切です。