tone cafe夏の季節限定商品PRポスターのキャッチコピーができるまで

こんにちは！広報・ライターのくうです。

8/1より、tone cafeに新たな季節限定メニュー「抹茶オレンジェリーシェイク」が登場します。

自然栽培の抹茶パウダーを使った抹茶シェイクを、夏でも爽やかに飲めるようにアレンジ。オレンジゼリーと抹茶シェイクを混ぜながら楽しむ新感覚のスイーツドリンクです。

tone cafeで季節限定メニューを販売するときは、基本的に販促ポスターを作っています。ご来店いただいたことのある方はきっと目にしたことがあるはず。

私はこのポスターのキャッチコピーを作っています。

今回も例に漏れず新メニューのポスターを作る予定でしたが、カフェからの依頼がありクリームソーダとシェイクを並べた写真を使うことになりました。

というのも、初夏の限定メニューとして販売している白桃と木いちごのクリームソーダがご好評をいただいており、これからさらに暑くなりそうだということで販売期間を延長することになったからです。

今回は、「夏の季節限定メニュー」をPRするために作成したポスターができるまでの試行錯誤をブログでお話したいと思います。

2つのメニューを繋ぐもの

ポスターに掲載したいメニューは「白桃と木いちごのクリームソーダ」と「抹茶オレンジェリーシェイク」です。

このふたつのメニューは、色味や味、その商品を届けたいお客さんの人物像も異なります。たとえるなら、クラスにいる全然タイプの違う人物が2人並んでいる状態。

まずはこの2つの共通点や、この2つを繋ぐ何かを見つけようと思いました。

ざっくり出てきた共通点は、
・混ぜる
・意外な組み合わせ
・ストローで吸うもの
・冷たい
・さっぱりしている
・すっきり飲める

次に、出てきた共通点をどんな切り口で伝えていくか考えていきます。

顧客の生活を想像して、このポスターに伝えてもらいたい情報（目的）を見つける

このポスターに伝えてもらいたいことは何か、ポスターを見た人にどんな行動をしてもらいたいかを想像しました。

「夏限定の商品を味わってほしい」のはもちろんですが、もう少し深いところまで潜って考えます。この季節に、tone cafeに来る人はどんな背景でどんな状況で、どんな人なのか・・・その人たちはどんなきっかけでtone cafeを選ぶのか・・・パソコンの画面と向き合いながら、時には目を閉じながら、唸りながら想像を膨らませます。長野事務所からときどき不審な唸り声が聞こえますね、それは私です。

8月はお盆がありますし、多くの人が休みを取るだろうということで、夏休みの人々の行動を想像しました。遠出をしたいけど、暑すぎて気だるい気持ちが湧いてきます。海とか行きたいけど暑すぎるし遠いし、でも夏っぽい時間を楽しみたい気持ちもある・・・

そんなときに、おいしい夏のスイーツやドリンクを楽しめて、涼める場所が近くにあれば、手軽に夏を楽しめるのではないかと思います。

いろいろと想像を膨らませた結果。ポスターで「夏だしどこかにお出かけしたいけど暑すぎて気だるさを感じている人に、夏を楽しめるスイーツと空間を提供します！」という思いを届けることにしました。

おいしい夏、冷えてます。

商品の特徴を洗い出してポスターの目的を決めることができたので、あとはその目的が達成できる「言葉」を考えていきます。ここはもう力技というか・・・思いつく限り書き出していく感じです。

その中で、今回のコピーに選ばれたのが「おいしい夏、冷えてます。」
ビールの広告みたいになりましたが、夏にビールを飲み干すような幸せな気持ちをtone cafeで味わってもらえればいいなと思うので、あながち遠くはないはず。

目的をはっきりさせておくと、「思いつく限り書き出してからしっくりくるコピーにたどり着くまで」が早くなると思っています。キャッチコピーを考えるときには参考にしてみてくださいね！

抹茶オレンジェリーシェイク、抹茶とオレンジって合うのかな？と思う方もいるかと思いますが、意外と合います。茶葉の爽やかさとオレンジの爽やかさがマッチするので、すっきり飲めて、抹茶の風味もしっかり楽しめるんです。ぜひお試しください◎

今年の夏は、tone cafeへ遊びにきてくださいね！
本日はここまで。それではまた！