UPDATE:2023.11.10
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信頼関係を構築するとは?【広報1年目社員による広報のはなし】
こんにちは!広報1年目社員のはちです。わたしは松本市でリモート勤務をしているので、今週からtone cafeで提供しているカフェラテの豆が変わったにもかかわらずまだ飲めていません。早く試してみたいですね!お近くのかたは是非!
さて、前回からはじまった広報ブログ。
先週は広報の概念である「企業の情報を社内外へ発信することで、企業とステークホルダーの信頼関係を構築していくお仕事」の「企業とステークホルダー」について紐解きまました。
>広報って何をする人?【広報1年目社員による広報のはなし】
今週は「信頼関係を構築していくお仕事」の部分について紐解きたいと思います(^^)
情報を通じて信頼関係を構築する
広報的な考え方における「信頼できる情報」とは「第三者から伝えられた情報」です。例えば自社が自社の商品のことを「この商品はおいしいですよ!」と自分で伝えるのに対して
何かのテレビで「この商品はおいしいと口コミで広がっているので今日はこちらのお店を紹介します!」と言われていた方がなんだか信用できませんか?
これは、自社以外の方が発信してくださった情報には「客観性」があるからです。
第三者から語られた「客観的な魅力」を通じて自社のことを知ってもらう、さらに掲載メディアが自社顧客にとって信用できるものであるならば「あのメディアで紹介されているのだから信用できる情報だ」と初めから好意的な印象を持ってくださることが考えられます。
テレビや新聞などのメディア以外にも、口コミや、著名人に紹介されているなども該当します。
(第三者から語られる場合、ステルスマーケティングには気を付けましょうね。)
広告と広報の違い
先ほど「客観性」の話になりましたが、よく広報と混同されるものに「広告」があります。
ここで広報と広告の違いを整理します。
わたしも広報に携わるまでは違いについて理解できていませんでした。
ここで大事なのは、客観か主観かについて。
広報活動は、第三者から客観的な事実を語ってもらえる状態をつくることを意識して取り組まなければなりません。
メディアリレーションズ
「じゃあ!第三者であるメディアさんに取り上げてもらおう!」という話になりますが、サービスが溢れかえっている世の中で自然に見つけてもらうことはなかなか難しいです。
そこで大事になってくるのが「メディアリレーションズ」。
新聞、テレビ、雑誌、ラジオ、Webメディアのご担当さんと良好な関係を構築する活動全般のことをいいます。
身近な例としてはプレスリリースなどを通じてメディアさんに情報提供をおこなうことですが…
そこで要注意なのが「自社が伝えたいことだけ」を伝えてしまうこと。
今取り上げるべき理由をニーズを把握したうえで示すことが大事になってきます。
社会のニーズをつかみ、今世の中へ出す意味や価値を編集したうえで情報提供すること、
同時にまだ世に出ぬ「自社がもつ価値」を見つけることで社会と自社をつなぐ架け橋となることができます。
社会と社内へ目を向ける
信頼関係の構築は一朝一夕ではできません。
社会のトレンドに目を向ける。
メディアさんの研究をおこなうことでニーズやメディアの特性をつかむ。
そして、今世の中が欲しがっている情報を的確に俊敏に提供できるように社内外の情報収集を徹底する。
地道な活動を長期的に続けることが広報活動による成果へと繋がっていくのだと感じました。