UPDATE:2023.9.15
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【お勉強強化月間】アーティゾン美術館へ行ってきました。
先日、久しぶりに東京の美術館に行ってきました。アーティゾン美術館
「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×山口晃 ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン」
東京パラリンピックのポスターで知られる現代美術家・山口晃氏の展覧会です。サンサシオンとは「感覚」を意味するフランス語だそうです。
ちなみにジャムセッションはアーティゾン美術館で毎年開催される、
所蔵作品からインスピレーションを得た作品などが発表される展覧会です。
それにしてもタイトルからはどんな内容なのか全く想像が付きませんね。
とりあえず気になった作品をいくつかご紹介したいと思います。
美術館の問題点としてよく挙げられるガラスの映り込みを利用した「さんさしおん」
別の角度から見ると映り込みで「さんさしおん」の文字が浮かび上がります。
全面が真っ白な部屋で強烈な飛蚊症を体感できる「モスキートルーム」
アーティスト自身の生活や体験を淡々と描いた日常漫画
他にも現代日本の風景を洛中洛外図風に描いた日本画や
雪舟の山水図を立体化したインスタレーションなどが展示されていました。
どの作品からも氏のユーモアとアイロニーに溢れる美術家的思考が垣間見れて興味深いですね。
私の場合ではあるのですが、素晴らしいアートに触れると
そこからインスピレーションを受けて、仕事へのアイデアにもつながります。
(最近は特に映像作品で受けるインスピレーションが多いです)
その浮かんだアイデアを実現するために、帰宅してからWEB技術やデザイン等を調べることも多々。
まだまだ暑い日が続くとはいえ、今は「芸術の秋」。
ある意味でこの時期は私にとって楽しく学べる最高の『お勉強強化月間』です◎
ところでアーティゾン美術館といえば西洋画のコレクションを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
というわけで最後に所蔵品の中の私の一番のお気に入りの作品で今回の記事を締めたいと思います。
アーティゾン美術館 Artizon Museum, Tokyo