UPDATE:2023.2.20
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【chatGPTが賢すぎる!】クリエイターはこの世から消えるのか?
先日のすぎちゃんブログ(私の苦手なこと)の冒頭で、「1週間早すぎてびっくり」と書いてありました。
私の苦手なこと
すぎちゃん、わたしもですよ。
朝起きたと思ったら、いつのまにか寝る時間になっていて、
今日1日何してたんだっけ?と溶けて消えた時間を想い震えています。
さて、本日の話題は、
中村さんがときどき書いている「Design School(社会人デザイナーの学校)」コーナーに
アップされたこちらの記事について。
「ChatGPTの登場で クリエイティブ業界に激震が走る!」
ChatGPTの登場で クリエイティブ業界に激震が走る!
ChatGPT とは、ざっくり言うと、
テキストをじゃんじゃん生成してくれるめちゃんこ賢いAIさんです。
ChatGPTは、人間が書く文章をどんどん学習して、
人工知能とは思えぬハイクオリティーテキストを返してくれます。
人生相談もできるくらいに知識と語彙力を持ち合わせているご様子。
なんてすごいAIなんだ!!
そして再び中村さんの記事。
内容をざっくり言うと、
「多彩なライターじゃないと、文章を書く仕事はChatGPTに奪われるよ」 と、いった感じ。
(超ざっくりなので、ぜひ記事をご覧ください◎)
多彩なライター・・・?
みなさま、大変です。
わたしは仕事を失う危機かもしれません!!!
大変だ、大変だ!と無闇に危機を感じてもしかたがないので、
今日はそんな賢いChatGPTとわたしたち人間について
あれやこれやと考えてみました。
「AIは、人間の仕事を奪う存在?」
仕事の定義にもよりますが、わたしの考えは「NO」です。
だって、家電もAIもこんなに進化しているにも関わらず
今もむかしも家事が大変だからです笑!!!!
わたしの家事が能力低い説は否めませんが、
毎日毎日家電をフル活用しているのに家事が全然減らない。
家事の時間を減らすには、もはや家事を放棄するしかありません。
AIにはどんどんがんばっていただき、冷蔵庫に食材をいれておくだけで
毎日勝手に食事が仕上がってほしいなと思っています。
お掃除も洗濯も、スイッチ一つですべて終わればいいのになと思います笑
おっと、話がそれてしまいましたね(^^;)
AIが奪う・・・、奪うっていう言葉も、
なんだか違和感があるのでちょっと言い換えまして、
今後AIが担っていくものは、
たとえば、洗濯板が洗濯機になる。
雑巾が掃除機になり、クイックルになり、ルンバになる。
徒歩が馬になり、車輪になり、車になり、飛行機になる。
そろばんが電卓になり、手動レジがセルフレジになる。
そんな感じです。
だからChatGPTも、「言葉」という道具の使い方を
AIが変えてくれただけではないかなー、と考えています。
わたしたちが「言葉」という道具を使わなくなる日はこないので、
(いや、テレパシーとか使えるようになったら別か・・・笑?)
ChatGPTが進化しても、人間が読み書きする行為はなくなりません。
「言葉」という道具の使い方が、
自分の手で字を書くか、口でしゃべるか、パソコンに入力するか、
ライターを使うか、ChatGPTを使うかと
バリエーションが増えるだけではないかと思います。
「誰に、何を、伝えるか」
それだけは未来永劫変わらない大切な考えです。
伝えたいことも、伝えたい相手もいなければ、
「言葉」なんて道具は必要ありませんからね。
「誰に、何を、伝えるか」
それを考えるのはやっぱり人ではないかと思います。
どんなに便利な道具でも、使う人がいなければ
活躍できませんからね。

「AIがある未来で、人間はどう暮らす?」
AIが道具の使い方を変えて、世界がより便利に変わっていくとして、人はどんな暮らし方を選ぶのでしょうか?
きっと、より便利で効率的な方を選ぶと思います。
たとえば、わたしがあれやこれやと悩んで
一つの記事を3時間かけて作ったとします。
でも、ChatGPTなら1秒で作れるかもしれません。
3時間vs1秒。
どう考えてもChatGPTの方が便利で効率がいい・・・。
やはり人間は、AIには勝てないのでしょうか?
AIについて議論される時、よく聞くのが
人間の思考や感情はとても複雑で
10人いれば10通りあり、似た人がいても同じ人は絶対にいません。
それは確かにAIには再現できないように思われます。
やはり、心に響く文章は、人間じゃないと書けないぞ!
これこそライターの存在意義だ!と高らかに言いたい。
わたしたちの思考や感情は、過去の経験や信念・信条、
育った環境や教育なんかを元に作られているはずです。
その膨大な情報を、全部データに変換して蓄積できれば、
AIだって、いつかは人間らしいアウトプットが
できるようになるかもしれません。
それはAIの思考や感情ではありませんが、
人間が見たら、きっと思考や感情があるように感じます。
すると、人間が人間らしい文章を書く、というメリットが
なくなってしまいそうです。
このままでは、やはりわたしの仕事、ライター稼業は
ChatGPTの進化によってなくなってしまいそうです。
むむむ、それは困る(^^;)
「AIと人間の違いは?」
人間が書いたように文章を構築できるChatGPT。本当に便利な世の中になったと思います。
テクノロジーの進化すげえ。
さて、ここで問題です。
実は、ChatGPTが書きました。
と、いうのはウソです!!!!!!!!!
ちゃんとわたしが書きました笑。
でも、今後は十分にありえることだと思います。
ChatGPTはとても便利ですが、
本物とニセモノの区別がつかないのは困りものです。
もし、わたしが小学生だったら、
読書感想文はChatGPTにお願いします。
(読書は好きですが読書感想文は猛烈に苦手です)
大学生だったら、レポートはウィキペディアをコピーするより
ChatGPTを使った方がバレないかもしれません。
AIがつくった文章と人間がつくった文書を
区別するのは、今後とても難しくなりそうです。
AIの再現度恐るべし。
人間の個性が消し飛びますね。

今日のブログは正真正銘わたしが自分で書いていますよ(*´-`)♪
本当に誰が書いたかわからない文章のできあがりですね。
いや、本当に本当にわたしが自分で書いてます(^^;)
人間とAIはだんだん近くなり、
友達になり家族になり、
分身になる日も来るかもしれません。
「わたしはAIとどう生きる?」
いろいろ考えてはみたものの、ChatGPTがあれば、
いつか、ライターとしてのわたしの仕事はなくなりそうです。
ChatGPTの方が、早く正しく効率よく仕事が進むかもしれません。
うーん、困りました。と思いつつ、
やっぱり困らないかもしれません笑。
みなさんは、
倫理観? 道徳観?
常識や空気を読むチカラ?
それとも愛や情熱?
いろいろ違いはありますが、わたしは一番の違いを
「好奇心」と「探究心」だと思っています。
AIだって、人間の「好奇心」と「探究心」から
生まれたもののはずです。
もし、わたしの代わりにChatGPTが何でも文章を書いてくれたとして、
わたしはきっとAIからアウトプットされた文章を読んで、何度も何度も読んで、
伝えたい相手を想い、伝えたい内容を考え、
結局あれこれリライトしていると思います。
この言葉を使いたい!
この言い回しの方がすてき!
これじゃあ想いが伝わらんよ!
と、文章の中にある物語を考えるのが好きだからです。
ワクワクしちゃってしょうがないから考えずにはいられないのです。
もっといい文章はないかな?
もっと心を揺さぶっちゃう表現はないかな?
もっと短くできないかな?
もっと漢字を減らそうかな?
もっとリズムよくできないかな?
もっと、もっと、もっと、もっと、もっと!!!!
と、考え出したら止まらないです。

だからきっとChatGPTが当たり前の世界になったら、
わたしはChatGPTを相棒にして、
毎日毎日話しかけると思います。
小5の子にはどう言う?
高2の女の子だったら?
定年後のお父さん世代だったらどう?
などなど、あれこれ試して試しまくって、
わたしひとりでは作れない今よりもっとすてきな文章を
ChatGPTと一緒に探すのではないかと思います。
「そこまでこだわる文章なんていらないよ」
「自動生成の文章で十分だよ」
と言われてしまえばそれまでですが、
よりよい文章を探求するのが楽しいので、
きっと止められません笑
わたしやあなたが、何歳になっても、
どこでどう暮らしていても、
ワクワクが止まらない「好奇心」と
もっともっとを求める「探究心」があれば、
どんな時代でも、しあわせに生きられるはずです。
「好奇心」と「探究心」なんていうと大袈裟ですが、
鮮やかなネイルにときめきが溢れる
美味しいパンをたくさん食べたい
毎日笑って穏やかに過ごしたい
そういうささやかで、とてもしあわせな気持ちを
無視せず、切り捨てず、目をつむらず、
大切に大切に持ち続けたら
AIとも仲良く生きていけるんだと思います。

何年後になるかわかりませんが、
AIと一緒に働くおもしろミライが待っていそうです。
2XXX年がたのしみですね。