UPDATE:2016.6.17
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ホームページをSSL(HTTPS)化してセキュリティ強化しよう
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最近はサイバー攻撃などが増えていろいろとニュースでも取り上げられていますよね。
ホームページを持っている時点でその問題は他人事ではありません。
今回はそんなセキュリティーに関係してくるSSL(HTTPS)のお話をしたいと思います。
SSL(HTTPS)とは?
SSLとは、インターネット上で通信を暗号化する技術の事です。ホームページから送信されたデータのやり取りを複雑に暗号化する事によって、クレジットカードなど重要な情報を第三者によるデータの改ざんや盗聴を防ぐことが出来ます。
最近ではSSL化しているWEBサイトも多くなってきているので皆さんも見たことがあるのでは無いでしょうか。
ホームページの最初が「http://」から「https://」とsが付いているとSSL(HTTPS)化してセキュリティ強化しているんだなとわかります。
また、URLの前に緑色の鍵マークも表示されるので非常にわかりやすいですね!
SSL(HTTPS)化するメリット
セキュリティーの強化についてお話して来ましたが実はそれ以外にもいろいろとメリットがあるんです。ホームページのセキュリティ強化
まずは先ほどまで説明していた部分のセキュリティの強化に関してです。データの改ざん、なりすましの防止、マルウェア対策(悪意のあるソフトやウイルスなど)、データの盗聴防止などが上げられます。
HTTP/2対応のブラウザで表示が早くなる
現在IE、Safari、Firefox、Chromeなど主要ブラウザの最新バージョンはHTTP/2に対応しているのでしっかり更新さえしていれば自然とほとんどのユーザーでの表示速度が向上されます。ユーザーの離脱率にもつながる部分なので少しでも速度が上がる事はとても有難いですね。
SEOが少しだけ有利になる
Googleは安全性の高いホームページを、ユーザーが優れた体験をすることが出来る要因として考えているため、SSL(HTTPS)化しているホームページを少し優遇してくれています。検索の順位が少しでも向上するのであればこれほど有難い事はありませんよね。
こんなにいい事尽くめならすぐに導入したい!
そう思いますよね?!
しかし、そんなにいい事ばかりではありません。
メリットの裏にはデメリットもあります。
SSL(HTTPS)化するデメリット
導入するときに費用がかかる
ホームページの証明書費用、URLが変更になるので内部の設定や修正、設定するときの代行費用などがかかってきます。広告が非表示になるものがある
アフィリエイトなどの広告がSSL(HTTPS)に非対応のものは表示されなくなります。また、Googleアドセンスの広告の収益が低下します。
SSL(HTTPS)に対応した広告コードを使用する必要性があります。
SNSなどのカウントがリセットされる
記事に対してfacebookなどのSNSで今までもらっていたイイネ!がカウントリセットされます。URLが変更になるのでカウントが無くなってしまいます。
契約しているサーバーによっては対応が難しいところがある
サーバーによってはSSL化し辛い仕様になっているところもあるため対応が難しい部分もある。Googleに再登録しないといけない
URLがhttpからhttpsに変更になるため別サイトとして登録をしなければいけません。以上の部分がデメリットと言える部分です。
メリットもありますがやはりそれだけではなく、いろいろとデメリットもありますね。
まとめ
メリット、デメリットをお伝えしましたが、ホームページの仕様によっては使い方を考える部分がありますね。広告などがメーンのサイトやブログなどでは広告自体が非表示になってしまう部分が多いためデメリットの方が大きくなってしまう場合も考えられます。
しかし、今後の流れなどを考慮するとSSL(HTTPS)化はしていくべきだと考えています。
デメリットの部分もありますが今後の事を考えるとメリットが大きいです。
一般的なホームページは早めにSSL(HTTPS)化を導入し、今からでもセキュリティ強化と検索順位の向上につなげるべきだと考えています。
広告メーンのブログなどはもう少し様子を見て、表示される広告が増えてから移行するのがいいでしょう。
ぜひ、SSL(HTTPS)化がまだの方は今後の事も考えて、早めの対策をして行きましょう!