UPDATE:2017.2.17
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あなたに何て伝えよう?
以前、信毎の斜面に「世界終末時計」のお話が載っていました。トランプ大統領就任で終末時計が進められました、というお話でした。
さて、「終末時計」とはなんぞや?
原爆が投下された2年後の1947年から、毎年世界情勢を見て時間を進めたり戻したりしている時計だそうです。
まず、時間をどのくらい進めるか?それとも戻すか?と考える人たちがいることに驚きです。
世界にはいろんなことを考える人がいますね。
終末時計が始まった1947年時点で残り時間は7分。
み、短い。
そして2017年は、なんと残り2分30秒。
カップ麺すらできない!
大変だっ!!
残り2分30秒ですよー、と言われたら、世界情勢に詳しい人もそうでない人も「短い!!」と思うはず。
短い、と思ったのと同時に、世界中で困ったことが起きているんだと漠然と認識するのではないでしょうか。
これがもし、世界で起こっているたくさんの事件と天変地異をぜーんぶ説明されたらどうでしょう。
世界が大変なことになっている!と、わかるまでに多くの時間がかかります。
そもそも、そう思う前に話を聞きたくなくなってしまいそうです…。
「終末時計」は、一瞬で多くの人に世界情勢を伝えています。
しかも立場や考え方の違う人たちに!
これはすごい。
「終末時計」で詳しい世界情勢は伝わりません。
それでも気にかけるきっかけとしては十分です。
想いはひとつでも、伝え方はさまざま。
「思ったことが伝わらないなー」と感じた時は、いつもと違う形でアプローチしたらすんなり伝わるかもしれませんね。