UPDATE:2023.9.26
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GA4ってなにができるの?
Contents
2023年7月より従来のGoogleアナリティクス「ユニバーサルアナリティクス(UA)」からGA4に完全移行となりました。
Googleアナリティクスは高性能なアクセス解析ツールではありますが、
「何をどう見たらいいのかわからない・・」そう言った声を多くいただきます。
本日から、サイトの現状を知るために必須のGA4の基本概念から分析のケーススタディまで
シリーズでお送りいたします!
初回の今回は全体像を掴んでいただくために、GA4でできること、できないことをお伝えしていきます!
1.そもそもGA4ってなんだっけ?
Googleアナリティクス4は、 Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。※アプリコットデザインでも制作させていただいたサイトに無料で実装させてもらっています。
現状のサイト状況を数字で把握するために、もはや必須のツールと言っても過言ではなく、数多くのサイトが導入しています。
Googleアナリティクス4を自社のサイトに導入することで、
サイトを閲覧しているユーザーの訪問経路やサイト内の行動を分析できるほか、
訪問するユーザーの年齢や性別などの特性も調べることができるサイト分析ツールです。
2.GA4できること
GA4でできることは沢山ありますが、まずは以下の4つを覚えていきましょう!
訪問ユーザーの属性
性別・年齢・地域・初めての訪問なのか・見ているデバイスはなんなのかサイト訪問経由
どこから来てくれたユーザーなのか初訪問が多い訪問経路はどこなのか
どんな訪問経路のユーザーがコンバージョンしたのか
サイト内の行動
どんなページをみたのかどんなページをどれくらいみたのか
どんなページを最後に見て帰ったのか
サイトでの収益
どの商品が売れたのかどれだけの額が売れたのか
実店舗では「どこから来店されたんですか?おいくつですか?」なんて聞けませんが、
GA4では知ることができるんです。
(さすがGoogle先生。。)
3.GA4ができないこと
ここまで洗いざらい訪問ユーザーを知れることに驚愕しつつも、できないことはもちろんあります。主なポイントは以下の3点です!
ユーザーの個人情報は知ることはできない
いくら万能と言っても、個人名や住所など個人情報までは知ることはできません。海外ではユーザーの許可なく取得しちゃダメだよ!みたいな動きも出ていますのでプライバシー保護の観点は強く働いています。
自身のサイト以外のユーザー行動
あくまで計測できるのは、自身のサイトに入ってきてから。他のどんなサイトを閲覧していたのか知ることはできません。
サイト内での動機
当たり前ですが、なぜ問い合わせしたのか、購入したのかユーザーの心理を知ることはできません。これまた実店舗で考えると、「他にどの店舗と見比べていますか?なぜこの商品を購入されたんですか?」
みたいなことは聞けないですよね。
いくら高性能と言っても知ることができない範囲があるということは覚えておきましょう!
まとめ
GA4ではサイト内に入ってきてくれたユーザーの属性・訪問経由・行動・収益を知ることができます。反対に、ユーザーの心理を理解することはできませんので、GA4を活用し、問題を解決しようと思ったら「仮説力」が試されます。
明日以降に問題を発見するコツみたいなものをお伝えします!
それではまた!!