UPDATE:2021.9.17
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デザインって手段?それとも目的?
こんにちは!
最近、中村さんとお客様との打ち合わせ(zoom)の会話を、
デザインのお仕事をしながら、
片隅でほのぼの聞いているウメです。( ̄▽ ̄)
たびたび聞こえてくる言葉にどうしても反応してしまいます。
〇〇が〇〇でゴニョゴニョゴニョ〜。
自社のサービスで内部と外部の環境変化についてみていきましょう〜。(SWOT分析) ゴニョゴニョゴニョ〜。
などなど、
そういえば大学でやったな〜と。
あっ、言い忘れていたのですが、
わたくし美大卒でも専門卒でもないんです。
はい。一般4年大学の商学部を卒業してます。
ゴリゴリに経営学、会計学を学んでました。(笑)
デザイナーとして就職するならこの知識使わないのかなと思っていたのですが、
案外そうでもなさそうです。
おさらいがてら簡単にまとめていきます。
PEST分析(マクロ分析)とは、
E = 経済的環境要因(景気/業界動向)
S = 社会的環境要因(流行/自然環境)
T = 技術的環境要因(AI/新技術の発展)
世の中の大まかな流れを掴み、
自社のビジネスがどれだけ付加価値を与えられるかを見極める分析方法。
3C分析(ミクロ分析)とは、
Company(自社)=強みと弱みの分析。
Competitor(競合)=直接関わるところ、間接的に関わるところの調査。
Customer(市場/顧客)=ニーズの分析。
3つの関係性の中から、仮設段階の「市場機会」を見極める分析方法。
SWOT分析とは、
S=強み
W=弱み
●外部環境(自社によって変更不可能なもの)
O=機会
T=脅威
それぞれ掛け合わせる。
S(強み)×O(機会)=積極攻勢
S(強み)×T(脅威)=差別化
W(弱み)×O(機会)=弱点強化
W(弱み)×T(脅威)=防衛
PEST分析と3C分析の結果を踏まえ、市場機械の仮説を具体化する分析方法。
この分析後、さらに深ぼった
ターゲット分析、ペルソナ(架空の顧客像)の設定、
ブランドの独自性(アイデンティティ)などなど、確立していきます。
この一連の流れを見て再認識したことがあります。
それは、
デザインは手段であり、目的ではないということ。
目的はあくまで、商品・サービスのブランディングであります。
デザイナーとして仕事をしているとこれが逆転してしまうことが度々あります、、
それをやってしまうと商品・サービスのためのデザインのはずが、
デザインのための商品・サービスという本末転倒なことが起きてしまいます。
そうならないために、より一層ブランディングを意識したデザインを心がける必要があります…
手段をより濃くすれば目的達成度は飛躍的に上がるため、
デザインを極めることも大切です。
ホームページ、ランディングページ(LP)、ロゴ、チラシ、パッケージ、看板etc…
何にしてもブランディングに欠かせない大切な要素です。
デザイナーとしてしっかり取り組んでいきたいところです。
それではまた
PEST分析(マクロ分析)をやっていきましょう〜。
ゴニョゴニョゴニョ〜。