UPDATE:2021.3.16
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ブルーベリーの挿し木にチャレンジ!
こんにちは!デザイナーのツキヤマです!我が家の庭にはハイブッシュ系ブルーベリーの5年生が2本ありますが、
昨年はブルーベリーの実を子どもたちがあっという間に食い尽くしてしまい、まったく足りませんでした。
苗を追加購入するのは簡単ですが、
あえて今回は果樹農家さんの真似事をしてみることにしました!
それは、
挿し木(さしき)です!!
ブルーベリーの親株から枝を切り取り、
それを土に挿すと、
新しい木の苗として育てることができるんです。
今年はその挿し木でブルーベリー苗の大量生産にチャレンジします!
ツキヤマが行った挿し木方法はこちら!文献にない手法も交えてます笑
まずは枯れていない剪定枝を親株から選びます。
先端付近にできた他よりぷっくりとした芽は「花芽」です。これが花となり実をつけます。
ですがこの花芽は使いません!
剪定した枝を各10センチくらいの長さに切ります。間にある小さな芽「葉芽」から芽吹かせます。
土に埋める断面をくさび状に切ります。表面積を広げてたくさん水分を吸えるようにするのと、露出する形成層を広げて根がたくさん出るようにするためです。
その断面をメネデール(鉄イオンを主体にした液体活力素。発根促進する。)の100倍希釈溶液に1時間ほど漬け、
水気を切った後、ルートン(粉末状の発根促進剤)を断面に付着させます。
メネデールもルートンも農薬ではないので安心です!※ホームセンターで簡単に手に入ります!
あとは湿らせた赤玉土(小粒)に1/3ほど優しく挿せば完了です。
土が乾かないようにし、屋内の日の当たらないところで管理します。
そして2週間が経ち・・・
1本から新葉が出てきました!
他の葉芽もすこし青くなってきました!期待大!
自分で育てる植物は、本当に愛おしいですね。
実は、挿し木以外にも種を使わない増殖方法がたくさんあります。
接ぎ木・取り木・株分けなどなど・・・次は何にチャレンジしようかな。
ちなみに、挿し木の苗から実を食べられるようになるのは3年後!
長いですが、我慢です!笑
ツキヤマ、これからも園芸を楽しんでいきますー!!