UPDATE:2021.2.17
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無力から微力へ
東日本大震災からまもなく10年。もう10年です。
10年経ってもなお余震があり、
先週、久しぶりに大きな揺れが観測されました。
改めまして、わたしは2011年3月11日、
震災当日に福島県郡山市にいました。
福島県は、わたしの第二の故郷です。
福島県在住の当時も、
グラフィックデザイナーの仕事をしていました。
とても大きな地震だったので、震災後は全ての仕事がストップ。
全スタッフ自宅待機となりました。
加えて、福島県では原発事故もあり、
水道水の飲用が禁止されたり、
おっかなびっくり外へ出る日々でした。
災害発生時から、通常の生活に戻るまでの間に、
病院、消防、警察、自衛隊、料理人、美容師、教師などなど、
さまざまな職業の方が各地で活躍されていました。
でも、わたしは何もできず、とてももどかしく感じました。
有事の際に、瞬発的に役立てる仕事ではありません。
でも、平時の備えや未来のためなら、役に立てるはず。
地震の備えを、わかりやすく、身近に感じさせてくれるサイトがあったり、
「地震ISUMO」http://www.jishin-itsumo.com/ ずっと続く支援があったり。
「Yahoo!3.11企画」https://fukko.yahoo.co.jp/
ステキなイラストを使った本もあります。地震ITSUMO.COMより引用↓
詳しい本の説明はこちら
いざというとき、デザイナーは無力だと、気付いてしまったので、
少しでもチカラを備えていきたいと思います。
ずっと平時が続くことが一番ですが、日本は災害大国であることを忘れず、
まずは、家族用の〈緊急連絡先カード〉でも、かわいく作ろうかなと、思っています◎