UPDATE:2016.10.18
- CATEGORY
辛く厳しい社長業。
Contents
社長業って、辛くて孤独で終わりなき戦い・・・
厳しくて大変ですね
突然グチから始まってしまいスミマセン(笑)アプリコットは4年目を迎えています。
というわけで、僕も社長業をはじめて4年目というわけです。
あっという間の時間でした。
そして、いろいろありました(笑)
スタッフもあれよあれよと増えました。
しかしですね、、今でもやっぱり慣れないです。社長業。
今日は僕が社長業として3年間続けてきた中で
一貫して変わらないことを綴りたいと思います。
ヒト・モノ・カネと言われますが、
今回は「ヒト」について。お付き合いください。
基本的に自分の利益は考えない
これは声を大にして言えることです。創業当初から、自分の利益は考えてきませんでした。
利益を追求するだけの会社にうんざりしていたからです。
そういった会社は決まって利益を社長が独り占めしている傾向があり
次第に人が離れていく・・・そして負のスパイラルに突入・・・
今でも変わらず自分のことは後回しに考えています。
どんなに辛くても、厳しくても全ては自分の責任だと思うようにしています。
仕組みを明確にする
どうやったら社員になれるんだろうどうやったら給料が上がるんだろう
働く上で、どうしても気になってしまう点。
これらの基準をしっかりと設けて、見える化をすることで
社長の好き嫌い、判断だけで給料や待遇を変えられないようにしました。
働く目的は人それぞれ
これは人が増え始めてきて分かったことです。「働く目的はそれぞれ」だということ。
・生活するため
・お金持ちになるため
・技術を学んで将来独立したいから
・社会に自分の居場所を確保したい
・やりがいを求めて
一人一人の働く目的を叶えてあげないと、結果離れていってしまうのですね。
マニュアルも教科書もありません。
一人一人、性格も環境も目的も異なるからです。
一緒に働ける時間は永遠じゃないことを
分かっているからこそ、その時できることを精一杯
僕は何かを判断する時に、「その人の成長につながるかどうか」を基準にしています。実は僕の頭の中でスタッフ一人一人の、数年後の将来像を勝手に描いています。
「この人はこういう性格で、こういう目的があって、こんなことに興味があるからこうだ!」みたいな。
あくまで勝手にですよ。もしかしたら本人よりも考えているかもしれません。
その将来像に近づくために、今何をしなければいけないのか、
そして今どんな試練やチャレンジが必要なのか。を考えて判断しています。
で、ダイレクトに伝えるのではなく、本人に気付かせるためにオブラートに包み
遠回しにそこにたどり着くような言い回しをしたりします。
まあ失敗することもたくさんあります。
まだ早かったかなーとか、思ったよりも温度差があるなーとか。
そもそも、なんでこんな事まで考えるのかと言いますと
一緒に働ける時間は永遠じゃない事を分かっているからこそ
そのスタッフの人生をちょこっとでも変えられたら、会社として本望というか
社会的な役割を果たす事ができるのだと考えるからです。
結婚をする時、自分に持っていないものを持っている人に惹かれると言います。
きっと、会社に集まってきた人も、自分に足りないものを補おうと引き寄せられてきたのかもしれません。
できればずっと一緒に働いていきたいと思います。
しかし、人生何が起こるかは誰にもわかりません。
人間関係、技術的な壁、転職願望、結婚、出産、転勤、介護等
会社の仕組みにおいて辞めたい原因になる事があれば、
それは真っ先に改善しないといけませんし社長の責任です。
ただやはり、人生何が起こるかは分かりません。
永遠じゃないであろうからこそ、今というこの瞬間も
頭を悩ませ、真剣に考えているのだと思います。
うざったがれるかもしれませんけどね(笑)
きっと、みんなの事が大好きなんだと思います。
だからこれからも、一人一人の人生に覚悟を持って頭を悩ませていきたいと思います。
まとめ
社長業って、本当に大変だと思います。多くある社長業のうち、仕事の数で言ったらヒトの問題の割合はそれほど大きくありません。
だって他にもやる事がたくさんあるのですから。
ですが、僕の中ではヒトを一番重点に置いています。
一人でも多くの人に幸せに働ける環境を提供したいな。
そして一人一人の成長が僕にとっての最大の糧になっている事も再確認しました!