UPDATE：2020.6.16
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結婚式をした方が良い理由を裏付ける事例。
私は今まで「結婚式って本当に必要なんですかね？」
「結婚式って何のためにするんですかね？」
という質問を、
おそらく人より沢山されてきたので
おそらく人より沢山考える機会に恵まれたかと思います。
「結婚式を挙げる理由」は
人それぞれ、いろいろとあるかと思いますが
私が納得した答えは
情緒的なものではなく、機能的なもので
結婚式が果たす役割の一つとして
「親戚のみんなにいっきに結婚報告できるから」 というものでした。
親戚ひとりひとりの家を回って
「この人と結婚しました。名前は○○○○さんです。」
と挨拶回りに行くのってかなりの労力だと思いませんか？
お互いのスケジュールを合わせたり
手ぶらって訳にもいかないから何か用意したり…
仮にハガキで結婚報告をしたとして
「あら、○○ちゃん結婚したのね！ご祝儀贈らなくっちゃ。」
なんてことになったら （拒否しても絶対そうなる。）
「お返しどうしよう〜〜〜〜〜〜」
と、素直に結婚式をしておくよりもよほど大変な事態になったりもする。
別に親戚に結婚報告をする予定はない。
それもまた一つの考えかと思うので、否定はしません。
でも、
先日読んだ 放送作家の鈴木おさむ著の本に
「結婚式を挙げた方が良い。」
というエピソードがあり、
その理由があまりに納得せざるを得ないものだったので
結婚式の必要性を考えているカップルと
回答に悩んでいたウエディングプランナー時代の私にぜひ教えてあげたい。
……
鈴木おさむさんの奥様は言わずと知れた
森三中の大島美幸さんです。
交際0日で結婚した、という話は有名ですね。
結婚してから数ヶ月後、おじいちゃん子だった美幸さんのおじい様が亡くなります。
結婚式を挙げていなかったので
美幸さんの親族とおさむさんはその葬儀で初めて顔を合わせることになります。
みゆきさんの夫として、親族に紹介されるおさむさん。
「おめでとう…こんなところでなんだけど」
みんな小声で、お葬式の場で結婚の祝福の言葉を伝えるという
なんとも異様な光景。
でも仕方ないですよね。
ここが初対面なのですから、親族にとっても今まで祝福の言葉を言う場がなかったわけで。
さらに
「こんな時に大変失礼なお願いですが…」と一緒に記念撮影のお願い。
芸人であるみゆきさんは思わずピース。
火葬場でピース。
火葬場で笑顔。
おさむさんは信じられない光景に言葉を失い
“普通だったら結婚式で行われるはずのそんな行事が、こともあろうにこんな場所で”
と綴り、結婚式をしておけばよかった とたいそう後悔したようです。
鈴木おさむさんは放送作家なので、とても文才があり
おもしろ可笑しく語っている部分もありますが
これがもし自分のことだと思ったら……ゾッとします。
気まずさに押し潰されそうです。。。
……
そうか、結婚式を挙げた方がいい理由ってこんなこともあるのか。
物凄くスッと、いやズシンと響く事例なのでした。
親族だけの食事会だっていいんです！
二人が夫婦になる時、お世話になった人・なる人と作る時間は
小さな食事会だってそれは立派な結婚式！
http://apricot-design.com/wp2023/staffblog/%e3%81%94%e7%b8%81%e3%81%8c%e7%b9%8b%e3%81%8c%e3%81%a3%e3%81%a6/
ぜひ、結婚式を挙げましょう。
