UPDATE:2016.6.13
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注文の多い料理店は女子にモテません。
こんにちは、最近マーケティングについて興味津々のワカです。宮沢賢治著の『注文の多い料理店』の話を知っていますか?
お店に入ると店主からお客への様々な注文が書いてあり、
最後にはお客が食べられてしまいそうになるという話です。
さすがに食べられそうになったことはありませんが、
注文の多い料理店には何度か行ったことがあります。
「こちらが声をかけるまで空いていても勝手に席につかないで!」
「絶対に残さない。残すなら注文するな!」
「注文はこっちから聞きに行くのでそれまで声をかけないで‼︎」
その店のルールを知らずに破ってしまい怒られたこともあります。
その対応に更に怒って帰るお客さんの姿も見ました。
私も先に食券を先に買っていなければ迷わず店を出ていました。。
こだわりが強いのか、お客様に正確に料理を出すためなのか分かりませんが、
たとえ味が美味しかったとしても、このような対応で味なんか半減以下。
私はもう二度とこれらの店にリピートすることはないでしょう。
口コミに書かなかっただけ感謝して欲しいくらいの気持ちにもなります。
というように多くの女性は店員の態度で買うか買わないかを大きく左右し、
それに対して男性は、自分が欲しいものを手に入れることを目的とする
という調査結果が出ているようです。
つまり女性は、仮にとっても欲しいものがあっても店員の態度が気に入らなければ買わないということです。
物凄くよく分かります。
必要なものが手に入らなくてあとあと困るのは自分だと分かっていながら、
少しでも嫌な気分になってしまったら購買意欲は吹き飛んでしまいます。
それがたとえば食事の目的が『空腹を満たすだけ』ではなく
『楽しい時間を過ごす』という要素が含まれている場合
男性も欲しいものを手にいれるという目的が達成できそうにない場所には足を運ばないでしょう。
もしかしたらホームページも同じかもしれません。
誰をターゲットにしているかによって、大切にしなければいけないものが変わってきます。
物凄く簡潔明瞭で分かりやすく目的にたどり着きたいのか
そこへいくまでの雰囲気を見ながらなんか好きそう♪と思えるものにするのか
はたまたそのホームページに行ったらなんだか楽しくなったりお得になったりしたいのか
どんな人がターゲットで、その人にどう感じて欲しいのか。
それがハッキリしていれば日々書いているブログの内容も変わってきます。
アプリコットデザインではホムページを作ったら作りっぱなしではなく
サイトの運営の仕方から、集客を意識したブログの書き方までレクチャーしてくれます。
会社やお店の為ではあるのですが、そこに訪れるお客様のためにできることをするのが大事ですね。
私も注文の多い料理店になっていないか、今一度見直してみたいと思います。