UPDATE:2017.2.17
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尊敬する上司の話。
社会人経験十数年、今までに2度会社を変わり、気付けば数え切れないくらいたくさんの先輩・上司と関わってきました。
その中には
「すごいなぁ」と尊敬できる人。
でも凄すぎて「私とは違う次元の人だ」と思ってしまうような人。
「こうはなりたくないな」と反面教師の人。
悔しい思いをいっぱいさせられて「大っ嫌い!」と思った人。
でもそのおかげで「いつかぜ絶対打ちのめしてやる!」と奮起できたから
結果的には もの凄く感謝している人。
などなどいろんな人がいました。
誤解のないよう言っておくと、
これらの思いはその人の「仕事人」としての姿に対して思うだけであり、
人として、一個人として、という仕事フィルターを通していない状態の
彼らの姿を含めて言っている訳ではありません。
プライベートな姿はむしろ仕事とって必要無い情報だと私は考えてます。
私も『仕事仮面』という厚い仮面を被って仕事をしているので
その仮面をどんなふうに変化させていくか日々奮闘中です。
さて、話を戻しますが、
数居た上司の中で、唯一、「私もいつかああなりたい」と心底尊敬できる女性がいました。
社会人になって最初に入った会社で出会ったその人とは
もうだいぶ前にお別れしてしまいましたが、
今でも私の中に強烈に存在しています。
めちゃめちゃ恐くて厳しくて
もちろん呆れてしまうくらい仕事ができて
物凄く視野が広くて
頭の回転がハンパなく速くて
何手先回りするんだってくらい多方面に気配りができて
……
恐れ多くて入社して数年は仕事を見てもらうことはもちろん、
近寄ることも、喋ることすらできませんでしたが
ひたすらに目の前の仕事を頑張っていたらいつしか彼女に仕事を見て貰えるようになり
ますます彼女の凄さを知りました。
彼女ならこんな時、なんて言うだろう。
彼女ならこの状況を、どう切り抜けるだろう。
仕事で迷った時は心の中に居る彼女にいつも答えを求めます。
長いこと社会人をやっていく中で、私も誰かにとって
尊敬する・反面教師の・大っ嫌いな先輩になって
その人の成長に少しでも加担できたらいいなと思う今日この頃です。