UPDATE:2016.5.13
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対策、できていますか?
こんにちは、ワカです。長い長い冬が明け、徐々に暖かく…を通り越してすっかり暑くなってきた今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
ゴールデンウィークに来場者150万人超えだったスカイツリー。
長いこと東京に住んでいたのにスカイツリーには行ったことがなく、
一度くらい登っておけばよかったな…と思う気持ちも長野県の標高を知った時点で薄れました。
山々に囲まれた長野県は通常生活しているエリアも既に標高が高く、
例えば諏訪市役所は761m、大町市役所は726mと、スカイツリーを軽々越えています。
つまりスカイツリーに登らなくても同じ紫外線量を日々感じることができるんです…。
そして1年で1番日照時間が長いのは真夏ではなく、今、5月だそうです。
前置きが長くなりましたが今日は紫外線とマーケティングの対策のお話です。
それが理由でスキーやスノボなどを避けていると言っても過言ではないくらい
眩しいのがとことん苦手な私は、先日、より強力なサングラスを求めてオシャレメガネショップに行きました。
シーズンなだけあって特設コーナーが作られている売り場に直行して物色していると
間もなく店員さんが来て「何か困っていることがあれば聞いて下さいね」と声をかけてきたので
すかさず「この中で一番暗いサングラスはどれですか?」と質問。
「い、いちばん暗い、デスカ?」明らかに動揺した店員さん。その反応に私も動揺。
おそらく彼にとって初めて受ける質問だったのでしょうが、
サングラスの本来の目的って日よけのためじゃないんでしょうかと心の中で言い返す私。。。
「そうですねぇ~、この偏光レンズはギラつきを抑えますが斜めの面やスマホの画面には少し弱くて…」
「こちらはメガネの上に付けられるカラーレンズなので、度入りのメガネの上にも付けられて…」
視力1.5の私の求めているものからは的外れな解答を繰り返す店員さんとオシャレメガネ店に別れを告げ、
某、カジュアル衣料品店へ行きました。
そこにもズラッと先ほどの1/4ほどの価格で買えるサングラスが並んでおり、すぐ後ろには姿見の鏡。
サングラスと私だけの世界で何度も試着した後、その中の1つを購入して帰りました。
帰り際、別件で寄った100円ショップに、もっともっと暗いサングラスが売っていてちょっとショック(笑)
改めて、顧客のニーズを正確に理解しなければ物を売ることってできないんだなと感じた時間でした。
ここでの私のニーズとは、おしゃれはあまり関係なく、とにかく長野の強烈な紫外線と眩しさを防ぐ
より一層暗く見えるサングラスと、一人でじっくり選ぶ時間だったのだと思います。
もしかしたらオシャレメガネ店ではもっともっと暗く見えるメガネが作れたのかもしれませんが
そこに辿りつく前に私は接客に疲れてしまいました。
「人は売ろうとしている人間からは物を買わない」
まさしくですね。
今はネットでたいていの物と情報が手に入ってしまう時代。
そんな中わざわざお店に行ってまで見たいもの、知りたいことは人それぞれ。
不要な情報は時間の無駄でストレスにしかなりません。
今自分が仕事で作っているものは、相手にストレスを与えてしまうような情報や、構造になっていないか
今一度見返そうと身の引き締まる思いでした。
一見関係ない紫外線とマーケティング、私の中ではしっかりと繋がっていました。
どっちもしっかり対策しよう。