UPDATE:2017.5.30
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宿の呼び方は色々。。パート2
こんにちは、山口です。前回書ききれなかったので、日本に混在してしまっている、「宿泊施設の呼び方」のまとめの続きを書きます。
お客様に、宿の名前の下に添える英語表記についてのご相談を受けたので調べて見たら、いがいと興味深く、二回に渡って続いてしまいましたが、今日が最後です。
前回は
・ホテル
・コンドミニアム
・ペンション
・バックパッカー
・BnB
まででしたので今回は
・シャレー
・コテージ
・〇〇INN
・アパートメント
・ゲストハウス
・ドミトリー
まずは
★シャレー Chalet
スイスアルプス地方に見られるような、山小屋タイプの宿泊施設というのが正しいところらしいです。
日本では、主に雪国やスキーリゾートなどに見られますね、ただこれも日本人にはあまり馴染みのない言葉だと思います。
★コテージ Cottage
こちらの歴史も古いです。中世ヨーロッパに遡り、農民を意味するcottarの宿舎や住居、cottageと呼ばれるようになったそうです。
今日では、田舎の別荘として広く使われるようになっています。
都会にあってもコテージとは呼べないようですね。
★〇〇INN 〇〇イン
これはよく目にする機会も多い呼びかただと思います。ビジネスホテルのイメージが強いですね。
しかしこのINNという表記、欧米では、小さな宿や、パブ、酒場の呼びかたとして認知されているようで、日本のイメージとは違いますね。
もともとは住居という意味だったらしいです。
★アパートメント Apartment
日本でアパートというと、住居としての「アパート」をイメージしますね。
しかし海外では宿泊施設としての意味も持つようです。アパートメントタイプのホテル、日本人にはあまり馴染みないですね。
★ゲストハウス guesthouse
こちらは言葉通り、ゲストのハウス、ということで、オーナーが同じ敷地内に住んでいる場合こう呼ばれることが多いみたいです。
日本では度々、外国人観光客歓迎の宿として、または月極で長期滞在できる宿、などの意味で使われるようですが、なかなか意味が定まっていない呼び方のように思いますね。
★ドミトリー Dormitory
こちらも日本人には目新しい言葉ですね。
最近よく見かける気がしますが、二段ベットが何個か置いてあるような相部屋の格安宿、という意味でしたが、日本では低料金の宿に多く使われ、相部屋ではないところがほとんどのようです。
ただ、海外に行った時、このDormitoryという言葉の意味を知らないと、安いと思ったら相部屋だった!みたいなハプニングになるかもしれないので注意が必要ですね!
他にもたくさんの表現があるとは思いますが、この辺で。。。
日常に溢れている豊富な名詞や形容詞、、、。
商品などのキャッチコピーなどを提案させていただくことも多いこのお仕事ですが、「どんな表現、どの言葉が一番ふさわしいのか?」しっかりと考えることの重要性を感じます。
今回は宿の呼びかたについてでしたが、言葉選びも立派なデザインなんですね♪