UPDATE：2016.3.14
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大人が動物園を100倍楽しむ方法『BBC』
こんにちは、最近寝不足が続いているワカです。BBCというイギリスのテレビ局（英国放送協会）の『プラネットアース』という番組を見たことはありますか？
私はすっかりこのシリーズの虜になっております。
日本で例えるなら、今はもう放送されていませんが「生きもの地球紀行」的な番組で、
洞窟や砂漠、草原、深海、淡水、北極など様々な場所に分けて動物の生態を探るという番組です。
誤解がないように（？）言っておきますが私は特に動物好きではありません。
だけどこの番組、本当に凄いんです。
動物たちとの距離感が半端ないんです。
動物の中の誰か１匹に撮影を依頼してるんじゃないかというくらい
本当に距離が近くて、リアルで、動物たちの会話が聞こえてきそうで、「よく撮ったなぁ」と感心するばかり。
長い時間とお金をかけて制作してるというのが伝わってきて、
久々に見る価値のある番組に出会った気がしました。
これだけ距離が近いのだから、心の距離も近くなります。
アザラシにフォーカスを当てた場面では白クマに食べられちゃうアザラシを可哀想に思うんですが
子育てをしていて半年間何も食べていない白クマが主役の時は、アザラシをやっとしとめた時には
「よかったねぇ。しっかり食べな。」と思ってしまったり。
白クマに感情移入してたのは生まれて初めてです。笑
人間は全ての動物の上にいると思っていましたが、
自然の中にほっぽり出されたら早く走れもしないし、長く泳げもしないし、
常に喰うか喰われるかを考えて生きている動物を前にしては、とっても無力なんだと痛感します。
そんな気持ちで動物園に行くと、動物たちが今までとはまったく違うものに映ります。
なんだか思わず「パイセン！」と言ってしまいたくなるくらい動物たちを目上の存在に感じます。
「見えない〜」と騒ぐ子供たちを尻目に檻の真ん前を陣取ってかぶりつくようにゾウを観察してしまいました。
そうそう、その鼻には8リットルの水が入るんすよね。知ってますよ、先輩！
私の動物たちへの視線は180度変わりました。
大人になった今だからこそ理解できて楽しめる部分もあるんだなと動物園を満喫しました。
『プラネットアース』ぜひ見てから動物園に行ってみてください。おすすめです。
寝不足になりますが…。
