UPDATE:2020.4.17
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在宅勤務の父、あぜ道の真ん中で感極まる
こんにちは!デザイナーのツキヤマです。心配なこと、悲しいことをよく耳にする新型コロナ騒動。
私ツキヤマも、今週から在宅勤務が始まりました。
そんな中、2児の父であるツキヤマの
ある嬉しかったエピソードを紹介します。
緊急事態宣言以前まで子どもたちを保育園に預けていたのですが、
今後いつ感染するか、いつ他人に感染させてしまうかわからない懸念から、
自宅で妻と二人で子どもの面倒を見てまいりました。
おかげさまでわが子との幸せな時間が増えて嬉しい反面、
やはり気になるのは在宅勤務の働き方。
ツキヤマ家は妻も在宅ワーカーのため、
妻と私の勤務開始時刻をずらしたとしても
どうしても子どもを見れない時間帯があります。
そんなとき、Netflixを見せていればOKなのですが、
しばらくすると私のところに来て、
「とーちゃん、おかし食べたい!」(息子3才)
「だぁだぁ!ゔおーう!(わたしも食べたい)」(娘1才)
「とーちゃんあそぼう?」
「へへ!どぅうおー!ケタケタ!(はやく遊ぼう)」
伝えきれないかもしれませんが、
彼らも彼らで、この生活にフラストレーションが溜まっているのでしょう。
「こーして!あーして!」は次から次へとやってきて、
在宅勤務の集中力が途切れてしまうこともしばしば。
まずい、これでは仕事にならんぞということで、
子供たちの超爆睡おひるね(たっぷり3時間)を毎日の目標にしました。
あとは朝の勤務開始までの2時間と、昼休みの1時間にいかににくたくたになるまで遊ばせるか?が課題でした。
娘1才はHPが低いのでわりとすぐに寝付くのですが、
息子3才の体力はラスボス級。
ボール遊びや砂遊び程度の弱攻撃では一生寝ません。
ここで必要だったのは有酸素運動による必殺技と、
感情の起伏(泣き疲れ)を利用した不労攻撃によるコンビネーション。
その最たるものが「自転車の特訓」でした。
1日目、補助なしで乗れない自分に苛立ち泣きわめく息子 →家に帰るなりすぐ寝る
2日目、走り出しの「けんけん」を教えると、なんとわずか5分でマスターしてしまうー →父、あぜ道の真ん中でホロリ、感極まる。
3日目、自分の漕ぎやすいポジションを見つけ、上り坂を何度も登る息子。 →すぐ寝る
4日目、追いかける父を後目に、見えなくなるまで遠くへ走り去る。 →すぐ寝る
結果、自転車特訓作戦は大成功でした!(遠くにいる息子)
新型コロナ騒動の中、正直幼い子どもがいる家庭の在宅勤務は容易ではありません。
通勤時間が無くなり、時間のメリットはありますが、
その分育児に費やす時間・労力が増えたのも事実。
それでも、かけがえのない時間を過ごしている毎日を噛み締め、
在宅勤務ができる環境に感謝し、
デザインを続けてまいります。
いち早い終息を願っております。