UPDATE：2019.9.17
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下積みレス時代に賛成。
おはようございます。本日もブライダル関連のお仕事で幸せなワカシマです。
アプリコットデザインでは9月に新メンバーを2人迎え
僭越ながらワタクシ、お二人にデザインを教えています。
と言っても二人ともバリバリの経験者なので
不得意なジャンルや、社内のルールといった部分のみですが。
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社会人経験（もうすぐ）20年ともなれば
こうして後輩に仕事を教えるという経験も増えて来ます。
以前10年近く働いていたデザイン会社でも
デザインを教える機会や新人研修なんかも担当していたのですが
今回二人に教えるにあたって、
自分の考えが変わっていたのに自分で驚きました。
今までは
「コツコツ経験してこそナンボ！」 と思って1から経験させるようなやり方をしてきたのですが
別に1からやらなくても
いいものが出来上がればそれでいいじゃん。
そんなふうに考えている自分がいました。
だから飛ばせる工程は飛ばして身につけてほしい。
もちろん重要なポイントは押さえてほしいけど
1からじゃなくたってそれはできる。
これとこれを渡して5くらいまでワープできるなら、
私が持っているものはじゃんじゃん差し出そう。
その代わりに6から10までに全力を注いでもらえば
もの凄くいいものができるんじゃないか。
そんなふうに思考が変わっていたのです。
年齢とともに心身ともに丸くなったからなのか…
出産・育児の経験がそうさせたのか…
時短命！の主婦脳のせいなのか…
自分でもなぜかよくわからないのですが
それより何よりも本人の持ち味を表現するところに時間を割いてほしい。
そう考えるようになりました。「下積み嫌いな若者」「下積みレス時代」なんて言葉を耳にしますが
若者は下積みするエネルギーがないわけでもないし
考える力がないわけでもない。
むしろ最近の若者はよっぽど頭がいい。
私はコツコツ努力型人間で仕事を身につけてきたタイプなので
“才能”や“センス”というものを信じない節がありました。
だけど今は違います。
素直に心底尊敬できる。
アプリコットの新入り二人も
デザインの“センス”があります。
私にはとうてい追いつけない“才能”も持ち合わせてます。
私がすべきことは、
その力を最大限に発揮できるようにアシストしていくこと。
そして隙あらばそのセンスを盗むこと！笑
経験値だけが勝負じゃない仕事だから
学べるものはどこからでも学ぼうと考えるワカシマでした。
