UPDATE:2016.3.24
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ガソリンのお話
今日は普段何気なく車に入れているガソリンについてお話しようと思います。長野県で生活していく上で車は必需品ですよね。
そんな良く使う車ですが、ガソリンスタンドに行った時何気なく給油していませんか??
あなたの入れているガソリンはそれで大丈夫ですか??
ガソリンスタンドに行くとガソリンって3種類ありますよね。
なんとなくレギュラー、ハイオクを入れればいいんだ!
もしくは、ハイオクって高いからエンジンに良いんでしょ!
そんな感覚で入れているんではないですか?
ちゃんとガソリンには分けられている意味があるんです。
ガソリンの種類
レギュラーガソリン
一般的なガソリンで軽自動車や普通車の多くに使用されています。ガソリンはもともと透明ですが、わかりやすいように赤色に着色されています。
ハイオクに比べると発火点(自然に燃焼する温度)が低い。
ハイオク仕様車に入れても走行出来ます。
ただ、いつも通りのパフォーマンスを発揮する事は出来ません。
また、ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れ続けると場合によってはエンジンに不調が現れ修理が必要になります。
ハイオクガソリン
スポーツカーや高級車に使用されています。レギュラーガソリンと同じく赤く着色されています。(レギュラーと見た目で判断できない)
レギュラーガソリンに比べ発火点(自然に燃焼する温度)が高く設定されています。
レギュラー車に入れても通常走行可能です。
値段が高い分高性能と言うわけではないので、レギュラー車に入れたからといっていい事は何もないでしょう。
場合によっては相性が悪くエンジントラブルの原因になる可能性もあります。
軽油
ディーゼルエンジン専用のガソリンです。軽油は薄黄色に着色されています。
軽油は沸点が高く設定されているため高温で燃焼するようになっています。
レギュラー、ハイオク仕様車に入れるとまったく性質が違うガソリンなので危険です。
入れ間違えてすぐ気づけばいいのですが、気づかないまま乗っているとエンジンが異常をきたして走行不能になります。
その場合、状態によってはエンジンを分解して内部をきれいにするオーバーホールが必要になります。
また、ガソリンの通り道全部交換しなければいけない場合もあるため約30万以上の修理にかなりお金がかかってしまいます。
もし間違えて軽油を入れてしまった場合は最寄の整備工場へすぐに連絡しましょう。
まとめ
簡単に3つのガソリンについて説明させていただきました。どのガソリンもその車にあった仕様でポテンシャルを発揮できるように作られています。
高いから、安いからと言った理由で仕様以外のガソリンを入れるのはあまりいいとは言えません。
場合によってはそれ以上に修理代がかかってしまう場合もあるため、仕様通りのガソリンを入れましょう!