UPDATE:2016.2.12
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なんで?を5回で核心に迫る
こんにちは、ワカです。今日はまた少しマーケティングについて私が学んだことをお話したいと思います。
ふと疑問を持ったとき、『なんで』を5回繰り返すと
解決の糸口に近づくという話を知っていますか?
例えば腕時計をしている人がいたとします。
世の中に腕時計をしている人なんて沢山いますが
何故腕時計をしているのかは人それぞれなんです。
「なんで腕時計をしているのですか?」と聞かれれば
多くの人は「時間を把握するため」と返すのではないでしょうか。
『時間を把握するなら腕時計じゃなくてもスマホでも、懐中時計でもいいですよね。
なぜ腕時計をしているのですか?』
→「常に身に着けていて時間を把握したいから」
今や100円均一でも腕時計は売っています。
『時間を把握するだけなら100均の腕時計でもいいですよね?』と聞くと
→「100均のじゃ…ねぇ」という返事が予測されます。
『なんで100均ではなくその時計をしているのですか?』
→「100均だと壊れそうだから」「おしゃれじゃないから」
『壊れなくておしゃれならば別の時計でもいいですよね。なんでその時計をしているのですか?」
→「このブランドが好きだから」
『なんでそのブランドが好きなんですか?』
→「流行っているから」
『なんで流行っているブランドの腕時計をしているのですか?』
→「流行にのっていた方が合コンで女の子の視線を集めるから」
『もう一度聞きますが、なんで腕時計をしているのですか?』
→「女子にモテるため」
これは一例ですが、「なんで」を5回繰り返すと自分でも気が付いていない核心に迫ることができます。
それは“潜在欲求”といって、自分ですら気づいていないので簡単に他人が理解することはできません。
今まで生きてきた経験上、“おそらくこうだろう”という予測はできますが
本当にそれが合っているのかはやはり会話の中でしか探ることが出来ません。
人が選ぶすべてのものには理由があります。
その理由を知らない限りは選んでもらうことができません。
ふと自分が手にしたそのコンビニのお菓子。
なんで自分は今これを手に取ったのか。
安かったから、パッケージがかわいいから、美味しそうだから…
目線の高さに売り出したい商品を置いて、目立つポップで特売をアピールした、
食欲増進の赤い色のパッケージの商品。
それらすべてはそのコンビニとお菓子メーカーがタックを組んだの作戦なのです。
自分がなんでそれを手に取ったのかが分かれば自分も売れる商品を開発する糸口が掴めそうな気がしませんか?
当たり前だと思わずに、どんなに小さなことにもまずは「なんで」と思うことから脳を鍛えていきたいと思います。
みんなが見てくれるホームページを作りたいあなた。
あなたは今、なんでこのブログを読んでくれているのですか?