UPDATE:2018.7.4
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【行動心理】_04 「自分ごと化」せよ!
急いで長野駅まで車を走らせていたところ(安全運転で)
いきなり横から車が飛び出して来ました。
安全運転な中村は低速で走っていたので
一大事にはならなかったのですが、危ないですよね。
仏様のようなナカムラですが、一瞬イラっとしました。
しかし、その車のナンバーを見たら
親しみを覚え、イラっとが消えました。
ナンバーがなんと僕の誕生日だったのです。
・・・・
という出来事から、ふと「自分ごと化」というワードが頭をよぎりました。
「自分ごと化」ってマーケティングの一つの手法なのです。
これまではニーズを充足して不満を解消することが
消費動機に繋がると考えられていました。
しかし、それだけでは情報社会の中で勝ち抜くことができなくなってきました。
そこで登場したのが「自分ごと化」
簡単にいうと、「欲しいと思わせ、購入スイッチを発動させること」
消費者の行動や思惑などの裏側にある意識を見抜き
消費者に気づかせ、消費のスイッチを発動させるための手法なのです。
例えばタマホームさんの「20代の家」
こちら勝手に失礼します。
http://www.tamahome.jp/20dainotamahome/
マイホームはまだ先で良いかなと思っている20代に対して
アパートの家賃を払うなら早めにマイホームを建てましょうというアプローチです。
(まあ昔からよくありますけどね、この見せ方は)
ただ、CMからのLPへの動線だったり、とってもよくできています。
20代のいずれはマイホームを建てたいという
潜在意識のある人に向けて、今でしょ!と気づかせようとしています。
これ、「自分ごと化」ですね。
ポイントは、売り手側から押し付けていないことです。
自分で気付かせ、行動させている点なんですよね。
上手に取り入れたいものです。