UPDATE:2018.12.3
- CATEGORY
- COFFEE BREAK
【COFFEE BREAK】_17 デザイナーって何さ
僕らの仕事には大きく分けて、2つの種類の仕事の進め方があります。A「言われるがままにお客様の理想のものに近づけるデザイン」
B「お客様からヒアリングを行い、お客様が伝えたい事を伝えるデザイン」
どちらが大変で難しい仕事だと思いますか?
答えは、「両方ともに難しい」です。
強いて言うのであれば、ナカムラはAの方が難しい仕事だと思っています。
多分ですが、普通のデザイナーさんはAの方が簡単!と言うと思います。
だって、言われた通りに配置して、色をつけて、見た目を整えればよいだけなのですから。
ま、これはデザイナーさんによってマチマチですよね。
どっちが良くてどっちが悪いかなんてないと思います。
結局のところ、何に趣を置いてデザインという仕事をしているかによって、
どっちが難しい仕事かが決まってくるのではないかなと思うのです。
なぜこんな事をふと思ったかというと
最近のナカムラの仕事の進め方としては、
「経営戦略、事業展開を想像しまとめる」→「文章を書く」→「キービジュアル・キャッチを考える」→「デザイン制作」
と、デザインの制作に取り掛かるまでに、果てしない道のりを辿っています。
(頼まれてもいないのに勝手にやってます・・・)
今日も文章を書いていたのですが、ふと
「あれ?デザイナーの領域ってどこからどこまで?」 と疑問に思ったのです。
写真も文章も、色も形もデザインと言われると否定はできませんし
外から見たデザイナーの定義は、すべてできてこそのデザイナーなのかもしれません。
数年先(今もそうかも)のデザイナーは
写真撮れる、文章書ける、紙のデザインできる、WEBのデザインできる、
動画のデザインできることがスタンダードになる時代になるのかもしれません。