UPDATE:2020.5.19
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【図書便り_08】文字で奏でる
規制が緩和され、そろそろ図書館にも行けそうなのでとてもうれしいです◎図書館が閉鎖されて以降、近年稀に見る勢いで、本を買い、
ずっと手を出さずにいた電子書籍デビューをしました。
その結果、本たちに改めて感謝が募る毎日です(^^)!
先日は、擬似スポーツ観戦をしましたが、(→【図書便り_07】スポーツ観戦)
本日は擬似音楽鑑賞です( ^ω^ )!
映画化もされた
文庫版は、上下巻揃って表紙が完成します◎
ピアノコンクールの予選から決勝までを描いたお話で、
4人の登場人物にスポットを当てて物語は進みます。
物語がおもしろいのはもちろんですが、
文章で壮大なクラシック音楽を表現していることに
感動を覚えつつ、一気読みました。
クラッシックの名曲すら、ほとんど知らないわたしですが、
重厚なピアノの音やキャラクターごとの音色の違い、
ホールに充満する音楽を感じることができました。
絵や写真、映像や音楽のように
五感で感じるものと違って、言葉はとても不便です。
人それぞれ、持っている言葉の数も違えば、イメージも違います。
表現の幅を広げるにも、「言葉」はすでに、おおよその形が決まっています。
それでも「音楽」を表現する。
どんな音が鳴っているのか想像を掻き立てることができる。
言葉には、無数の力が宿っているのだなぁと
改めて思った一冊でした◎