UPDATE:2022.9.16
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秋、見られることへの免疫がめっきり低下していることに気づく。
秋ですね。新米をいち早く食べたいので
出荷されるまで古米をあと何キロ買ってやりくりするか…
毎年頭を悩ませているこの時期です。
(幸せな悩み。)
もう一つこの時期に発生する悩みといえば

こちらさんです。
これ、何か知ってますか?
トチノミ(栃の実)です。

中には栗のようなツヤっツヤのおいしそうな実が入っています。
実際に食べられもするみたいですが…私の中ではどんぐりジャンルに分類してます。
この方、こちらのトチノキになるのですが


まぁまぁデカい。そして重い。
木から落ちてくるときはゴリラが木を揺さぶってるんじゃ、くらいのガサッガサッ! という音と、
バチン! という地面に叩きつけられるときの衝撃音。
初めて出会った時は、何がなんだか分からず、恐くて走って逃げました。笑
正体が分かってからも、この木の下を通るのが恐怖です。
だってこの硬い殻がパックリ割れる勢いで落ちてくるので
頭に当たったら絶対痛い。下手したら脳しんとう??
しかしながら近所のよく通る道沿いにあるもので、通らざるを得ない。
だけど、毎年恐怖を味わいながらも気付いたんです。
本当に恐いのは、頭に当たったときの痛さより
そんなこんなでワチャワチャしてる自分の姿を誰かに見られることでは?ということに。
恥ずかしさの恐怖。
オネガイ、落チテコナイデ〜
そういうことってありませんか?
以前、夏に路線バスを利用した時に満員の車内にセミが紛れ込んできました。
もちろんセミは苦手なので恐怖におののく私。
『こっち来ないで!こっち来ないで!』と心の中で大騒ぎ。
「ジーーーージリジリジリジリ!」先方も大慌てです。
でも、後々冷静になって思うのは、一番の恐怖は
セミから必死で逃れようと体をくねらせたり
「ひゃん!」と謎の雄叫びをあげてしまう自分の姿を
たくさんの人に見られることだったんだなーと。
過剰な自意識も長年のテレワークが生んだ弊害なのかなんなのか…
積極的に人と接して
見られることへの免疫を高めていきたいなと思う今日この頃です。
いつかトチノキの下をランウェイのように堂々と歩けるように。