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2017.07.12

印刷の話

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こんにちは。
山口です!

いきなりですが、今日は印刷の基礎の基礎を自分で振り返る意味も込めて書いてみようと思います。

お客様からたまに、安く上げたいから、枚数は少なくていいなどと相談されることがあるのですが、印刷の値段は枚数が少ない方が割高な事が多く、例えば、100枚フライヤーを印刷する料金と1000枚印刷する料金は紙代含めて、倍も変わらない程度だったりします。

なぜでしょうか?

答えは紙!!

ではありません。

印刷の工程に理由があります。

現代主流の印刷でチラシやポスター、パンフレットなどに幅広く用いられる印刷方法にオフセット印刷があります。

他にも、グラビア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷など、用途に応じて様々な印刷方法がありますが、今回はオフセット印刷について説明したいと思います。

まず、印刷を始める前に、印刷データを”刷版”と呼ばれる版に出力します。

サイズはA倍サイズ(1310×1050)とB倍サイズ(1702×1270)があり、触ると少しザラザラした金属の薄い板です。

データから直接刷版を作成できるようになったのは最近の事で、CTPと呼ばれる技術です。

イメージしづらいと思いますが、版画の版をイメージしてみてください。原理は同じです。

加工されてる部分にだけインクが乗るようになっています。

しかし、カラー印刷の場合、通常データのカラーはCMYKの四色であらわされているので、当然刷版も四枚必要になります。

データには各カラーの濃度が記されており、印刷された紙面を拡大すると小さな点で濃淡が描かれているのがわかると思います。

CMYKの四色の混ぜ具合で多彩な色を表現しているのが印刷なんですね。

さて、

いよいよ四色の版がそろい、印刷機のローラーに取り付けたところで印刷工程に入りますが、この刷版実は左右逆に描かれているのです。

これがオフセット印刷と呼ばれる理由にもつながるのですが、安定して沢山の印刷をスピーディーに仕上げるために、一度インクを付けた版からゴムローラーに転写して、それを紙に転写します。

回りくどいように感じますが、必要な工程のようです。

実際に印刷機を回させて頂いたことがあるのですが、3mx8m位の大きな機械で精密な部品と細かな調整が必要な大変な作業でした。

ただ、鮮やかな原色のインクがローラーの間に薄く滑り込み、様々な薬品などとうまく作用して紙に乗る様子はとても美しかったです。

印刷された大きな用紙が出てきましたが、単色機の場合、一回に乗せられるインクは一色だけなので、この作業をあと3回繰り返します。

二色機の場合は一回の工程で二色、四色機ではCMYKが一発で仕上げられます。

ただ、それぞれ別のローラーを四回通るので、少しのずれがあっただけで、ぼやけたり色味が変わったりしてしまうので、調整が大変です。

ざっと振り返りましたが、家庭やオフィスのプリンターとは違う、印刷工程のおさらいでした。

次回は紙の厚さの単位について書いてみようかなーと思います!

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営業マンゼロだから低コスト・高パフォーマンス!東京・長野(長野市、松本市)・金沢(石川県金沢市)でホームページ制作・WEB制作・ネットショップ制作を中心に、ブランディングに繋がるロゴ制作・チラシ・名刺・パンフレット・DM・ショップカード等の各種印刷物、看板・のぼりなどの販促物を制作しているデザイン事務所アプリコットデザイン。

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