体育館の照明と格闘する日々。
他にもくせのある体育館があったのでそれも紹介したいと思います。
今回はこちらの写真です。

この体育館はホームではなくアウェーゲームで撮影されたものです。どんな写真かと言いますと…
めちゃくちゃ顔が緑じゃないですか?
ここの体育館は床が緑色のため、その照り返しで選手の顔がことごとく緑色になってしまうので
ファンの間では「シュレッグ現象」と言われいています。(私はナメック星人の方を推したいです)
照明が緑色という場合はカメラの設定のホワイトバランスでいくらか補正できるのですが、床が緑色となるとなかなかカメラの設定だけでは難しそうです。
今回もLightroomで補正していきたいと思います。
顔の色だけでなく全体的に緑色なのでとにかく無理やり緑色を抹消していきます。
色温度をイエローに、色被り補正をマゼンタに振りカラーミキサーのイエローから緑色を消していきます。
さらに中間色も様子をみて調整します。

緑色は消えましたが今度はめちゃくちゃオレンジになってます。
今度はオレンジを消すための作業です。
色温度に青を足したりカラーミキサーのオレンジを調整したり、先ほど緑色を消したようにオレンジを抹消していきます。

結構緑が消えてオレンジも落ち着きました。
この写真はスマホ版のLightroomで補正しているのですが、有料版のものだとマスク機能とかも使えるそうです。(スマホ版は無料のものを使っています)
写真は真実をとらえると言いますが、より自分の作品にするためにそこに自分の思いを加えると言う意味でレタッチは必要だと思っています。
カメラマンの友人は「レタッチなしで写真を納品するのはまずないしやりたくない」と言っていました。笑
写真って奥が深いですね。