いつ誰が倒れても大丈夫なように(倒れないで欲しいですけどね!)
制作物のデータは誰が見ても・触っても分かるように
どのお仕事でも共通のルールに則って管理しています。
とはいえ、デザインデータの細かい作り方の部分では
それぞれのデザイナーの個性が出ます。
なので、別のデザイナーが作ったデータを開くときは
その人のお部屋にお邪魔するような、ちょっとしたドキドキ感があります。
お宅訪問です。
(逆も然りです。コーダーさんにデザインを引き継ぐ際もドキドキ。
家庭訪問の前のお母さんの心境。掃除機、掃除機!)
このドキドキには実は2つの思いが混ざっていて
純粋に「どんなふうにデータを作ってあるのかな?」という
ワクワクに似たドキドキと
「足りてないデータがあったりしないかな。汗」という
ヒヤヒヤに似たドキドキもあったり。笑
・・・・・・・・
先日、とあるデザイナーの作ったデータをいじる機会があったのですが
もちろん不足しているデータなどあるはずもなく
安心感を持ってデータに触れることができました。
以前からそのデザイナーのデスクトップが
めちゃくちゃシンプルでキレイなことは知っていたのですが
デザインデータもまさにそれと同じでした。
余計なゴミひとつ落ちていない
かといって不親切なまでにシンプルすぎるわけでもなく
その後の工程でデータに触れる人のことを考えた
愛のあるデータになっていました。
データの作り方にセンスを感じました。
お宅訪問の直前になって大急ぎで掃除機をかけまくる私とは大違いです。
(コーダーさん、デザイナーさん、いつもごめんなさい。…この場を借りて;)
感動しました。
たまに他のデザイナーさんの作ったデータに触れるのって大事ですね。
そのセンス、いただきます。
↓It’s her
Deura Haruna