UPDATE:2021.5.21
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人にも自然にもやさしい、クラフトのアイディア
こんにちは、たけうちです。ここ最近よく耳にする「サスティナビリティ」という言葉。
SDGsが策定されて、あらゆるところで出会うことが増えました。
地球環境や社会、暮らしを長期的に継続するための取り組み、とても大切なことですよね。
今週は、そんなサスティナビリティを体現した商品づくりや環境づくりに取り組んでいる『信州クラフト製作所』さんとホームページや動画制作のお打ち合わせをして参りました!
代表の渡部さんとはじめてお会いしたのは3年ほど前。
ご主人が代表を務める蓼科・白樺高原の「Picnicbase&Hostel(ピクニックベース&ホステル)」さんの制作時のこと。
蓼科・白樺高原近辺であらゆる施設を経営されていて、なんとパワフルなご夫婦だろうと思ったのを覚えています。
撮影の日のゆかさんのブログがありました。
http://apricot-design.com/wp2023/staffblog/%e3%83%94%e3%82%af%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%af%e3%81%b8%e8%a1%8c%e3%81%93%e3%81%86%ef%bc%81/
そんな渡部さんと蓼科の有志の方々で立ち上げた『信州クラフト製作所』は、
昨年立ち上げされた白樺高原の景観を守りながら、白樺を生かすサイクルをつくり、価値を高めるという取り組みをされている団体なのだそう。
(昨年度の「信州ベンチャーコンテスト」でも準グランプリを獲得されたという、素晴らしい事業をされている団体さんです・・・・!)
白樺高原として有名な蓼科。
車を走らせながら目に入ってくる白樺が並ぶ光景は、いつ見ても目を見張るものです。
場所の名前だけ知っていて、いざ出掛けてみると

写真はPicnicbase&Hostelさんの近くの白樺たち。
実はそれらは、昭和30年ころから地元の方々が植林したものなのだそう。
(私はこのお話を聞くまで知りませんでした・・・!)
ですが、これらの景観は何もせずには維持できるものではなく、今倒木した白樺の木々たちが問題になっているのとか。
白樺の木々の寿命は50-60年ととても短く、また木材としてもなかなか実用化されている例が少なかったため、倒れても放置されてしまうことが多かったそうです。
そして、それらの問題を根本的に解決するために、地域資源として白樺を循環させる道筋を作っている最中なのだそう。
その活動内容は、白樺がしっかりと育つよう定期的な手入れをし、白樺の樹皮を加工した「かご」や「アクセサリー」などの商品を手作りし、販売するというもの。
さらに今後を見据えて、白樺の新しい活用方法を模索しているというお話を聞き、私までワクワクしました。

※写真は、まりちゃん先生が撮ってくれました!
これらの商品は、プロの方に編み方を教わりながら、メンバーで手作りしたものだとか。見た目が素敵なだけではなく、その背景を知ると、よりその商品が素敵に感じますよね。
そして、今期からは長野県のあらゆる場所から集まった約30名のサポートメンバーも加わり、より本格的に始動をされるのだそう。
アプリコットでもホームページや動画などの制作をさせていただくので、現場の方の想いをしっかりと見せていけるよう、気合いを入れたいと思います◎
ホームページはこれからですが、すでにSNS等で活動内容などの詳細を見ることができます。私の拙い説明ではなく、メンバーの皆さんが丁寧に説明されているnoteもあるので、ぜひ覗いてみてくださいね♪
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