先日図書館で借りた本の一冊です。
小説だと思って借りたら、
とてもおもしろいエッセイでした。
「拝啓、本が売れません」 額賀 澪著 “売れる本を作る方法”を、小説家の額賀澪さんが
書店員さんやwebコンサルさんなどにインタビューするお話。
出版業界の話かと思いきや、なるほどなぁと
思わず感心してしまう言葉がたくさんありました。

安いから、流行りだから、限定品だから?
“モノが売れる”とは何か?
本の中に、こんな一文がありました。
よいサービスに出会った時、美味しいものを食べた時、
人は誰かに教えたくなるものです。
「すごくおいしかったよ!」
「めちゃくちゃサービスよかったよ!」
「かなり効果があったよ!」などなど。
でも、自分が「これはいい!」と思ったモノでも、
全然売れないこともしばしば。
むしろそんなモノの方が多いのかもしれません。
そこで、こんな一文が刺さります。
丁寧に丁寧に伝えなくては、「いい!」と思った感動はなかなか伝わりません。
「騙されたと思って買ってみてよ!」で動く人は、ごくわずかなので、
マメに細かく、手を替え品を替え、感動を伝えなくてはなりません。
今は誰もがSNSを使うようになったので、
「これいいよ!」は、伝わりやすい世界になりました。
お店や商品の宣伝にもSNSは多用されています。
ホームページを持っていなくても、
インスタかツイッターかフェイスブックは必ずある。
そんな世界です。
じゃあ「自分が面白いと思ったものを丁寧に伝える努力」は、
SNSで十分だ!と思えばそうでもないのです。
本の中で、webコンサルの方がとあるホームページを紹介してくれます。
それが「原田左官工業所」さん。
原田左官工業所

「左官」とだけ入力して検索すると、なんと1ページ目に現れます。 1ページ目ってすごい!!!!!!
原田左官工業所さんは、左官の技法などをブログでマメに紹介しているので
google先生から、役に立つよいサイトだから検索順位を上げておこう!と
思ってもらえているようです。
やっぱりブログって偉大だな、と改めて感じました。
「自分が面白いと思ったものを丁寧に伝える」ために、
SNSとホームページは、どちらも上手にお付き合いしていきたいものですね( ^ω^ )
余談ですが、、、
作者の額賀澪さんは、ホームページを作ってブログを始めるといいよ、と
教えてもらってすぐに公式ホームページを作ったそうです。
行動力バツグンですね(*´-`)
額賀澪公式サイト
