リモートワークが普及したおかげで、採用活動の幅もグイッと広がりました。
今までは会社に通える人のみだった採用が、全国どこでもOKになったわけです。
しかし、入社早々からのリモートワークはお互いに心配なものだと思います。
下手したら入社後、数年経っても生身の人に会ったことない!なんて事が起きるのです。
一度も会った事がない人たちと仕事をする・・・。
一昔では考えられなかった働き方ですよね。
会社としても、なんやかんやとやっぱり不安です。
ちゃんと仕事してくれるかな・・・。
サボってないかな・・・。
体調は悪くないかな・・・。
側にいないと様々な想像が膨らんでしまいます。
うちの会社はコロナ前からリモートワークを導入していました。
ただ、条件がついていたのです。
その条件とは、在籍2年が経ってからというもので。
2年間は会社に出社してねということでした。
しかし、コロナ禍になりこの2年の壁が撤廃されました。
事実上、入社直後からリモートワークが可能になったのです。
そんな働き方について考えていたときのこと、ふと分かった事があったのです。
それは
なんで昔は2年間の出社が必要だったのか。
その答えを深掘りしていくと、2年間という期間は
「信用」を蓄積するために必要な期間であったわけです。
当たり前でしょ?と言われればそれまでなのですが。
「この人は大丈夫」と信用するために2年間くらいの時間が必要だったんです。
それだけリアルのコミュニケーションは大事で。
僕はよく接触回数は大事!と言っていて。
ブログを見てもらえるのも接触回数を増やすためだよ!なんて言っています。
しかしながら、遠隔(ネット)で会う1回に比べて、
実際に会う1回の方が圧倒的に信用につながるんですよね。
リモートワークがうまく機能するかしないかは、
どれだけ社内でのコミュニケーションが蓄積されてきたかが重要なのかもしれません。
蓄積された資産(信用)を消費しながらリモートワークを行なっている。
うん、ちょっと反省です。。