先日善光寺へ散歩に行きました。
善光寺といえば牛ですよね。
「牛にひかれて善光寺参り」
これは昔、信仰心の無い老婆が牛に布を盗まれ、
その牛をおいかけた結果に老婆は善光寺にたどり着き、やがて信仰の心に目覚めた…という話から生まれたことわざです。
善光寺法話 第1回 牛に引かれて善光寺参り
ところで善行寺には地元の人もあまり知らない(と、思う)「隠れ牛」がいるのをご存じでしょうか?!
善光寺の参道にいる「牛像」のことではありません。
善光寺の北側、本堂の裏の方へ行ってみると……


表情が凛々しくて賢そうですね。

こちらも小柄でありつつも意志の強さを感じられる顔立ちです。
森永乳業より寄贈されたらしい乳牛像のようですが、なぜ乳牛なのでしょう。
ちゃんと名前も付けられているようで、善子さんと光子さん(寺子さんはいませんでした)は
どういう理由でここにいるのか……とにかく気になることが多すぎますよね。
近くには他にも「迷子郵便供養塔」なる興味深い石碑がありました。


ぜひ善光寺の「隠れ牛」を探してみてください。
近くの長野県立美術館も4月にリニューアルオープンしたので、「隠れ牛探し」と合わせて足を運ぶのもおすすめですよ!
2021年4月リニューアルオープン「長野県立美術館」に行ってきました!