UPDATE:2022.9.5
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デザイナーに必要なコミュニケーションスキル

こんにちは!社会人のためのデザイナー学校、学長の中村です!
不定期で10年後も必要とされるデザイナーになるための情報をお届けしています。
今日は「デザイナーが身につけておきたいコミュニケーションスキル」
というテーマでお話をしたいと思います。
みなさんはコミュニケーションって得意でしょうか?
自信をもって得意!と言い切れる人も少ないのかもしれません。
僕らデザイナーは「チラシ」や「パンフレット」「ロゴ」などのデザインという成果物で良し悪しの判断をされることが多く、
常に高いデザインスキルが求められます。
かといってデザインスキルさえあれば良いかと言えばそんなことはありません。
むしろコミュニケーションスキルは必要不可欠だったりします。
そもそもデザインとはコミュニケーションツールです。
企業の伝えたいことや想いを伝えやすく伝達するための手段のひとつ。
突然ではありますが、恋愛に例えてみます。
和代さんは優秀なライターで、綺麗な文章を書けるのかもしれませんが、
だからといって想いが伝わるラブレターが書けるものではありませんよね。
花子さんのどんなところが好きなのか。
はたまた太郎君と付き合うメリット(良い部分)はなんなのか。
これらのことを丁寧に太郎君にヒアリングして、
想いや太郎君の強みを引き出ことによって、相手に伝わる文章が書けるものですよね!
デザイナーとはここで言うライター和代さんなのです。
想いを伝えたい人に対して丁寧にヒアリングする力が求められるのです。
話を元に戻しますね。
デザインとは、伝えたいことや想いを伝えやすく伝達するための手段です。
伝えたいことや想いを把握した上でないとデザインは作れないですよね。
そこで必要になってくるのがコミュニケーション。
コミュニケーション次第では、薄っぺらいデザインが出来上がってしまい、
結果的に伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。
コミュニケーション、大事ですよね。
では、どうやったらコミュニケーションスキルを高めることができるのでしょうか?
僕は日頃の訓練でコミュニケーションスキルは向上すると考えます。
そこで訓練方法を一つご紹介しますね。
会話をするときに、心の矢印を相手に向けることです。
みなさん普段誰かと会話をすると思うのですが、
その会話の最中に次のような事を考えている事ってありませんか?
「次何を話したら良いのかな?」
「次あれを話そう!早く相手の会話が終わらないかな」
「自分がダメ人間だと思われないようにしっかり話さなきゃ」
もしこんな風に考えながら会話をしていたら要注意です。
なぜなら心の矢印が自分に向いてしまっているからです。
強めの言い方をすると「自己中心的」ということです。
家族や慣れ親しんだ人との会話であれば良いのですが、
ことビジネスの世界でのコミュニケーションとなると不利に働きます。
だから日頃から心の矢印を相手に向ける訓練をした方が良いのです。
心の矢印を相手に向けるとは具体的に言うと、
「相手の話を、相手の立場に立ち、相手の気持ちに共感しながら理解しようとすること」で、
小学校で散々口うるさく教わったアレです。
相手に興味をもち、相手のことを好きになろうとする姿勢が重要です。
これを訓練して身につけておくと、お仕事の打ち合わせの際に、
相手の伝えたい事や想いを引き出すことができます。
いかがでしたでしょうか?
デザイナーにコミュニケーションスキルが求められる理由について書かせていただきました。
いきなりお仕事の現場で実践するのは難しいので、
日頃から訓練をしてみてくださいね。
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デザイナーという職業を天職に変えていきながら、
10年後も必要とされるデザイナーになるために一緒に学んでいきましょう!
みなさんが昨日より今日、一歩でも前に進みますように!
それではまた!